豪ディーキン・エステートpart2 VS バルカトリナ 濃い赤ワンコインワイン

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evening

今日は引き続き豪のカベルネ、ディーキン・エステートを飲んでみた。対戦相手は残りものの、チリカベのトキ・アンディーノと前に買ってあったバルカトリナ

行司役は、国産牛モモのステーキ。牛脂だけでフライパン焼きした。表3分裏1分30秒、でミディアムレアという厚さのお肉だ。

今日の結論

素のステーキには、個性派ワインはマリアージュしない。

という事実だ。

(はじめトキを注いで飲ませた後)こっちはどう?飲み比べて?

(すぐに答えない?の顔)

ディーキンは自然派でとても濃いとおもうけど

好みよね〜

ステーキにはトキの方があってる?

おいしい牛肉の味をじゃましない方がいい

そうか‥

という会話で気づいた。バルカトリナ の方はディーキンより数段個性は強く主張するワインだ。 食事とともに一般家庭で飲む、いわゆる晩酌にワインをもってくると、「和」に違和感出る場合と、「洋」のメインに馴染めない場合等いろいろ差がでてくる。

今回は顕著に差がでた!

チリカベ 、は本来味は深め、濃い目のワインが多いが、「和」各種のメインを不思議とじゃましない“なじむ”系の味だ。

豪のカベルネももともとチリとは流派が違うが、“なじむ”系の味の系統を十分継承してきた1本、も多くある気がする。

でもこのディーキン・エステートは一見個性がないようにみえるが、後から隠してた自分の「素」を出してくる。ここが敗因。今日のバトルロイヤルは「トキ・アンディーノ」の勝ち。

YOKOZUNA
Chili Cabernet Sauvignon

では、ディーキンは何のメインと合うか、会話になった。

これは、案外ナスの煮浸しや野菜にあうと思う

クリームソースの中にキノコだわ

自分の好みを押し付けないでよ

今日の付け合わせの、キノコのほうれん草炒めは合わなかったかしら?

ワインとの相性だよ!

ダメか‥

バルカトリナ は強烈ね!

妻のいうことも一理ある。特に単独のみするとわかりやすいが、チリのトキを久しぶりに飲んだ時には、「結構薄くなったな」と思ったくらいだから。ところが、このくらいの謙虚な味が、国産牛を十分に引き立ててくれる、という不思議さ。

vs Valcatrina

バルカトリナ は強い。他にないきらめき、輝きをもつ個性派の赤ワインだ。それだけに、対戦相手はねじ伏せれれるが、行司役含め見ている全ての観客へ、アピールされているか?と言われると、そうではない。

飲みやすいいカベルネこそが、毎日違いすぎるメインを主とする「和」には、一番あってるのかもしれない。何せ世界で一番多く生産されている「種」なのだから。

それではまた明日!

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