おニューこう来たか アルパカ・オーガニック・レッド

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今日は新規ワインを探しに行きました。数々の名ワインを輩出してきた名所・スーパーバリューへ。

その熱い期待に応えた、濃い赤ワンコインワインの第一弾を今日はご紹介します!

アルパカ/オーガニック・レッド ALPACA Organic Red

今やアルパカの前にサンタヘレナとつけなくとも、赤ワイン好き全ての人が認識しているベストセラーシリーズ「アルパカ」の新ワインが登場したぞ。わくわくする〜

しかも、品種別に新しいものを出すのではなく、ブレンドでしかもオーガニック

これはあたらしい発想だわ〜 ヤラレタ感満載の858円。

まず試飲から

口元はオーガニック感満載

オーガニックの表現はもともと難しい。通常ワインとの違いは、より濃厚で草っぽい味がより荒々しく「もわっと」しながらも、分厚いインパクトを最初に感じる、のが自分の感じる大きな特徴だ。単純に味が「うすい」のではない。

その基本が「ドン」と襲ってくる。カベルネ感はそれほどでもなく、カルメネールの特徴がワインの中にイチバン溶け込んでいる。シラーの甘さはあくまで最後の方で。

まずは最初の香りが、好き嫌いを決める全てかもしれません。

わたし的には大好きなテイストのひとつ。何せ飲んで気持ちいいもん

■ワインオクターブ論的には

ブレンドの特徴そのものが,甘辛に出ているイメージでした

3/4オクターブ ➕ 1ハイ ➕ 1ロー

厚みは濃い赤としてはまあまあでも、バリエーション富んだ味わいがおもしろい

その理由

裏ラベルから 大きく 有機農畜産物加工酒類/果実酒 とある。

  • フルボディ/カベルネ・ソーヴィニョン・カルメネール・シラー2018のブレンド 
  • 飲み頃温度 14〜17度
  • 輸入者 アサヒビール(税制UPワインのマイナスイメージを払拭したい?)
  • 原産国 チリ
  • アルコール度数 13.5%(濃い方だ)

説明コピーは「芳醇な果実味が楽しめるオーガニックワインです」まあ、その通りといえばそのとおりだが、わたし的には”芳醇”というコトバは選ばないかな、という感じ。

 

VS バリカス VSヴァサリアーノ

まずバリカスとはどうなのか?と思って飲んでみたが、コイツの濃い甘さ、とまろやかさとは少し別物だった。セレクトしたワインが悪かった。性格が違いすぎて比較にならず。

比べる対象をミスしたので、無効試合。(両者とも今日のメインにはあう)

VSヴァサリアーノ このワインとは戦うパウンド(階級)が違ったかも。くりだすパンチがヴァサリアーノでは軽くてジャブ連発くらいでは効かない

香りや見てくれでは自然派のヴァサリアーノも検討したが‥ 清々しいオーガニックワインの変化技についていけずにヴァサの判定負けか。

Italia,Toscana,

リピート、濃さ・相性度

リピート度 ☆☆☆★★ オーガニックで選ぶとすれば嫌われない良さ

味の濃さ率 ☆☆☆★★  バラエティある濃さ 軽いわけではない

食べ合わせ ☆☆☆★★ メカジキ焼きのバジルバターソースにはすこぶる良し

計9 858円÷9= の結果は?

コスパ度/このワインの総括

コスパ度95.3円  この数字とは少し違う濃いウマイメージ

ハズレない人のペルソナ

濃い赤の味を求める以外に、プラス何か自然な風や景色を感じたい夜に

オーガニックの定義や作り手の背景が少し変わってきた感アリ。ただただ個性追求、自然のみを奥深く追求するのではなく、今風に少し寄ってきてる
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