バテュス・デュ・マルキ ワンコイン仏ワインの奥扉を叩く~repeat~

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2019年年末に、part2 のレビューを書いて以来、そうたくさんは触れていなかった横綱ワイン。(地方巡業/9月場所でも西の横綱・10月12日現在)

計3日間において再対戦含め検証していたので、リピート記事としてアップします!

2020年の状況

10月に酒税法改正があり、大手の赤ワインにも少なからず、またワンコインの価格にも影響が出た。そんな今、なかなか手を出さなかった(普段は高い)赤ワインがスーパー・ヤオコーの特売日に20%OFFで出ていたので、即買って再検証してみた。

下の画像はカインズの棚。10月入って直後は、まだ売価の変動が少ない。

バティス・デュ・マルキは、売価898円、特価で718円。ここは変わっていなかったので、よかったわ、ひと安心。

ワインオクターブ

1オクターブ半➕1度プラス(1HI)

それはおいしいわね。しかも普通より安いフランスもの、となればなおさらお得感あるよ。

期待感はアゲアゲやね

その理由とは

今日のメインは、麻婆茄子。いつもより、ナスはオリーブオイルでじっくり焼き上げ(醤油の下味済み)合挽肉と中華甘味噌で合わせた。一昨日が麻婆豆腐だったので(ごま油の)味付けを変えてみたのだ。

これは大成功。洋風中華に大変身した味で、家族にはウケた。

この肉とオイルには相当合うね〜。

ただ対抗するワインもそれなりに飲める味になってしまう。さて決着がつくのか!

VS コノスル

今日は地方巡業、東の正横綱との真っ向勝負だ。

立会いは、正面からぶつかり合い、ガーンっと。パワーの差は‥互角。スタミナは‥組み合うとだんだん小ちゃな隙間から水が漏れ出すように、その差が知らぬまに広がっていく。

旨味が2段差になって襲ってくる、コノスル。

バテュス・デュ・マルキは辛さの解釈が、少し違って捉えらてしまう?

やや辛味が平坦なのは認めるところ。

もう少し深いのか、バラエティに富むのか、違いがあるともっと面白い。フランスワインにそれを求めるな!と言われそうだが、対決の単純な感想だから。

cabernet sauvignon

オリーブオイルとの相性と滲みかたの差で、今日はコノスルの勝利

VSイエローテイル  VSバルカトリナ VSバリカス

パワー派の勇者達が、当然名乗りを上げてくる。

イエローテイルとの対戦は、意外にバテュスの方がしっかりまろやかで、対するシラーズが少し雑味を感じるほどだ。ここは、「濃いまろ」仏ワインの相性の方が増した。

OZ, Shiraz,So Sweet

バテュス・デュ・マルキ の勝利

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バルカトリナとの対戦は非常に面白い、異種格闘技戦のようだ。

濃さ=の正解がないだけに、性格の違う「濃さ」で攻めてきた。タイのキックボクシング「ムエタイ」に、日本の「琉球空手」が挑んでいくようなものだ。

技と鍛錬は同等クラス。まろやかな後味と果実味の深さの違い。これはその前日に飲んだバリカスにもいえる。

バリカスには翌日の辛さ、のトンガリ具合が変わったので勝手に自滅パターン、でバリカスの負け

バルカトリナは、どちらの技が綺麗か、上品なのか?という美術眼でみて、最終的な勝敗をつけた。

Portugal,Sweet one
Portugal

芸術はパリ、になってしまうわ。バテュス・デュ・マルキ の勝利

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