ポルトガルの実力=安定感
9月末まで、カルディで2本購入10%OFFのキャンペーンを張っていたので、見事につられて買ってしまった。購入価格は、今年1月から比べても結構値段は上がったのね!871円やで!(旧価格10%OFFで744円:2020年1月)
実際購入までには随分迷った。おそらく3回は来店しながら、何も買わずスルーした日が続いていた。
そこまで吟味して買ったワインが、リピートワインのこちら。
バリカス Casa Santos Lima BARRICAS
2020年に入ってからは、地方巡業場所でも上位に番付されている(関脇〜)ポルトガルの濃いウマ赤ワイン。検証回数が少なかったので、『あらためて』ライバル等と飲み比べするわ。
詳しいブドウ品種の中身はこちらで
まずは試飲‥
ゆるぎない安定感
今日のメインは、チキンニンニクトマトソース煮だ。料理も濃い。煮詰まり具合もよろしく美味しく仕上がった。相性は抜群でしょ。フラットに見て、濃さも十分、香りもそこそこ。比較して客観的にどの位置が正確か、計れそうだ。
◆ワインオクターブ論でいくと、
半オクターブ➕1Lo
十分口に含んだボリュームはある。イチバンの特徴は、際立つほどの「安定感」
ずっと飲める。これは赤ワインで他にはなかなか出せない味わいよ。
濃すぎると飽きるし、軽いのは飲み続けられない。個性と普遍さがうまくバランスがとれて初めて、食事中ずっと飲めるワイン、と認められる。
VSイエローテイル VSバルカトリナ
濃い甘味とくれば、思いつくのがイエローテイル・シラーズ。
この対戦は、後からイエローテイルにあおられると、バリカス的には少し弱め。上のワインオクターブ論をどうまとめた?というと、イエローテイルよりも厚みは弱いので半オクターブ同等、甘みも比べるとやや弱いので1ロー、と落ち着いた。
ここは残念、イエローテイル・シラーズの勝ち。
バルカトリナとの対戦はシビアだ。同じポルトガル出身で先輩格の東の大関か‥
突き押し攻勢になすスベなしで、アッという間に土俵を割る戦いだ。
ここはパワーの差で単純に、バルカトリナの勝ちかな
少しでもコスパが良ければまだ考え方も変わるのだが、今や購入価格も同じ、871円だった。少し前まではバルカトリナの方が安く815円(10%OFF価格:2019年10月)だった‥
このワインの総括
少しは番付は上位に行けそうな気配はする。他のパワー派ワインとの違いをよく飲み比べてから、考えようっと。
ハズレない人のペルソナ
魚や肉のおかずに左右されず、単純においしいワインが飲みたいならこれ