プロントヴィーノ・ロッソ オーガニック伊ワインが深い味に変わる

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新規ワインの探しに、近所をリサーチしに3軒回りました。今月5本目の新たに紹介できるワインが見つかりました。

プロントヴィーノ・ロッソ オーガニック PRONTOVINO Rosso organic

イタリアワイン、プーリア州(IGP=仏のヴァンドペイです)のオーガニックです。スーパーベルクスにて、上限価格の899円(税別)で購入。

またまた今年特に増えたカテゴリー、オーガニックを飲んでみます。

まず飲んでから

オーガニック感フルに滲み出てます。

■ワインオクターブ論的には

イタリアの若い衆は「軟弱」というイメージが、有機栽培、有機加工で変わった

1オクターブ+1Lo

その理由

説明文の書き込みは、専門的な文章です。

「イタリアのプーリア州で多く栽培されるプリミティーヴォから造られるオーガニックワイン。チェリーやドライベリー、炒ったアーモンドを思わせる複雑な香りを持ち、フルボディでありながらエレガントで滑らかな口当たり、シルキーなタンニンが特徴です。後味には豊かなチェリーの風味や土っぽさが加わり長い余韻を楽しむことができます」

  • IGP  上でも説明している通り、イタリア版仏ヴァンドペイです
  • 原産国 イタリア
  • アルコール度 13.5度(深い)
  • 添加物 酸化防止剤(亜硫酸塩)のみ
  • 輸入者 富士貿易
it bio009

VS イエローテイル

今日は、飲んだ途端のインプレッションが強烈だったので、地方巡業(値段高めワインのクラスをここでは総称)の西大関・甘めワイン代表格であるイエローテイル・シラーズと対戦させてみました。

いやいや、プロントヴィーノこれすごいよ。リアルオーガニック。香りの強さがグイグイきます。はじめは主に草っぽい感じですが後から酔いしれるような、心地よいタンニンと味が襲ってきます。

味もふっくらしたまろみがあるので、グラスの色はとても明るくエキセットリックな輝きなのに、味わいととてもギャップを感じますよ。イタリアではネロ・ターヴォラ種イチオシで30年間きていたけれど、このプリミティーヴォ種あらためておいしい、と評価変わりました!

イエローテイルは、卑怯なくらい甘さの波が津波警報の勢いで押し寄せてくるので、単独飲みでは「舌」の味覚が完全に押し流されてしまい、味蕾がシラーズしか感じなくなる程です。

濃さやパワーはイエローテイルに。自然な香りと「じわる」味わいはプロントヴィーノに、メリットがあります。

今宵のメイン、塩ベースの野菜ポトフでは、それぞれの良さが感じられましたが、どちらも今日は単独飲みの方がいいかも。

この対戦では引き分けです。持ち味と強みが違うので単純に比べられません。別ので試そうっと。

リピート、濃さ、味の相性度

リピート度 ☆☆☆☆★ オーガニックワインは新たなワインの度にこれが一番と言ってそうだ

味の濃さ度 ☆☆☆★★ 香りは濃厚、ワインの濃さはノーマル

食べ合わせ ☆☆★★★ 今日のメイン(ポトフとメカジキ焼き)では基本塩味。マリアージュするには別の食材とソースで

星の数は計9個 899円÷9=  の結果は

コスパ度/ワインの総括

コスパ度は99.8円  オーガニック同士での比較が一番しっくりきます。この総対戦は今月内にはやるつもりで

ハズレない人のペルソナ

服は無印 下着はコットン マイボトルにミネラルウォーターを持ち歩く感じの人

冬の夜なべには、「じわる」オーガニック。だんだん良さがわかってきました。