プリンチペ・ディ・グラナテイ ネロ・ターヴォラ わかりやすい飲みやすさ

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こんばんわ。家飲み歴数十年、ワインコスパニストのブーです。

今日の夜は少し涼しいです。やっと‥と思いきや週末はともかく来週はまだまだ暑い日が続きそうです。

少し甘美なワインのせいで、少し量を飲みすぎました。

イタリアのオーガニックワインです。

プリンチペ・ディ・グラナテイ ネロ・ターヴォラ Principe di Granatey Nero D’avola

カルディでのお買い物です。877円(税別/964円税込)。

お店内で人気ワインのNo.3に上がってました。

【メチャ結論いそぐ人へ】

この「グラナテイ」を店頭で買おうかどうか、迷った人

このワインはコスパはずしても「買い」
 

まず飲んでみた感じ

マイルドで甘い、飲みやすさ重視のオーガニック。

ワインオクターブ論的には  

半オクターブ+2LO

その理由

オーガニックさを感じさない、ボトルデザイン。裏にEU認証があります。イタリア語で説明文がありますが、何とかかれているかは全くわかりません。

 

 

  • 原産国 イタリア/シチリア グラナテイ  2020年
  • 生産地 テッレ・ディ・ヴィータ
  • 有機農産物加工酒類
  • アルコール度 14% (高い)
  • 添加物 酸化防止剤(亜硫酸塩)
  • 輸入者 オーバーシーズ

単独飲みのインプレッション  VS ロベティア

  嫌味のない、ハリのある明るさ

熟度 オーガニックでは平均的な熟度

最近のロベティアと飲み比べました。色は、ロベティアが「濃く」若干勝ちます。

オーガニック的な要素は、今回のグラナテイの方が感じます。イタリアの代表的な赤ワイン品種、ネロ・ターヴォラはワンコインの中では散々裏切られてきました

これは当然です。熟成タイプのブドウなのに、早出しして利益回収する!という目的のいいワインはないですからね。ワンコインでネロ・ターヴォラのあたりはない、が常識です。

ですが、このグラナティ早飲みタイプの仕上がりなのに、しっかり味が残ります。いいことです。

メインは、チキンオーブン焼きです。肉合わせより、単独飲みの方がしっくりきました。

「ロベティア」との対戦。やっとこちらの方は味が落ち着いたようです。

甘さの元は、赤い果実/プラムやチェリー系の味が、軽いタンニンの上にまとめられたせいです。爽快感さえ感じます。そのせいでつい飲み過ぎました。ツンツンのロベティアとの味比べは、飲みやすさで圧倒します。

対戦は好みの差になりますが、グラナテイが勝利で問題ないでしょう。ロベティアは、オーガニック的な味が落ち着く時間が必要、なのでそれを差し引いたとしても勝てません。

リピート、濃さ、味の相性度

リピート度 ☆☆☆★★  3つ  果実甘系が好きな人は病みつきです

味の濃さ度 ☆☆★★★  2つ  軽さは感じますが程よいタンニンで中和されます

食べ合わせ ☆☆☆★★  3つ ジューシィなチキンより単独飲みが好き

星の数は計8個 877円÷ 8= の結果は

コスパ度/ワインの総括

コスパ度109円。  オーガニックの特徴は薄いです

初心者へのおすすめ度 : 誰でも飲める軽甘さ 5点満点で3.5点のオススメ。

オーガニックは癖というか、同じ赤よりもかなり特徴的です。それが、このグラナテイはオーガニックでも純粋にブドウ品種の味で勝負する、タイプのワインでした。