エル・ティエラーズ 純真なオーガニック

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もう2月3日です。暦の上では春がはじまるようです。はやっ。まだ自分の中では、この時の流れの速さには、思考と感覚が追いついていきません。おそっ。

エル・ティエラーズ オーガニック EL TIERRARS organic

スペイン、テンプラニーリョ種のオーガニック、となればライバル多い激戦区です。

Mr.Maxにて、お値打ち価格の499円(税別)で購入しました。棚とは別にワゴン販売扱いになっていたので、売り場でもオーガニックが、キテる感があるのでしょうか?

まず飲んでから

透明感は認めます。ただ、このブログではね‥

■ワインオクターブ論的には

テンプラニーリョ品種の素の遺伝子的には「軽」「クリア」。味はオーガニックテイストなので気軽に飲めます

半オクターブ

これ以上でもコレ以下でもありません

 

その理由

裏書きはとてもがんばっています。(おでん、とのマリアージュのすすめは新感覚。おそらく表記としてはじめての記憶が)

「ラズベリーやいちごなどのレッドベリーの優しくフルーティな味わい。飲み疲れしない、毎日の食事と共に楽しみたいワインです。トマトソースのピッツアやパスタ、ハンバーグ、おでん、焼き鳥など色々合わせて楽しみを見つけてください」

欧州ベジタリアンの認証マークもあります。こちらもワンコイン赤ワインで、お初にお目にかかりました。これだけでも極めてまじめに作っているワイン、と想像できます。こころざしが素晴らしい

  • 辛口 ミディアムボディ
  • 飲み頃温度 15°C前後
  • テンプラニーリョ100%
  • 初!:チーズとの相性 マンチャゴ(スペイン/ラマンチャ地方の羊乳からできるチーズ・私は味わったことがありません)、チェダー、グリュイエール
  • 原産国 スペイン
  • アルコール度 12.5度
  • 添加物 酸化防止剤(亜硫酸塩)のみ
  • 輸入者 ドウシンシャ
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VS SI

スペイン・テンプラニーリョとくれば、先輩との対戦は必然です。VSシー・オーガニック 

オーガニック同士で飲み比べてしまうと、結論は残酷ですシーの味の奥行きの深さ、広がりには到底敵いません。

ただ、このエル・ティエラーズの真っ直ぐな味・オーガニック・フレッシュ感は嫌いではありません。この販売価格でオーガニック出せる?というくらい凄いのに、これ以上自分の好みだけでムニャムニャいうのは、嫌味です。

ここは「自分の濃い好み」との感性が合わなかっただけ、と思ってください。エル・ティエラーズの基本姿勢、造る企業方針は大好きです。

オーガニックワインは大応援してます

この1年だけでも「魚」中心、「麦飯」、甘いものはとらない、等食生活を大きく変えました。家族が病気になった実感があるだけに、自分も飲んでも以前のように太らず、8ケ月前から体重は減りっぱなしなのです(現在70kgマイナス2kg)。今日もメインはブリのオーブン焼き、とシンプルでした。

赤ワインに決して罪はないので安心してください。なんとなく自然なものを欲しているうちに「オーガニック」を飲むようになり、その美味しさにも気づいた、という訳です。

今日の対戦はシーの勝ちです。オーガニックの中では前頭の中くらいかしら。

リピート、濃さ、味の相性度

リピート度 ☆☆★★★ 2つ星のオーガニックワイン

味の濃さ度 ☆★★★★ 濃さはテンプラニーリョ的な軽さあり

食べ合わせ ☆☆★★★ 塩味や軽いバターソースにはグッド。

星の数は計5個 499円÷5=  の結果は

コスパ度/ワインの総括

コスパ度は99.8円  オーガニック同門での比較はシビアになります。素直に体力差はありました。

ハズレない人のペルソナ

スペインの熱情を感じられる、熱い感性を持てる人

生真面目に造られたオーガニックを、軽いのひとことでは済まされません。
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