以前、コノスル・カルメネールのレビューをそのままタイトルで再収録すると‥
王様ブランドの中で飲みヌケ、がありました。
またやった?というか今回はほぼ確信犯です。意識して飲むのを避けていました。
その訳は、飲む前からある程度、本能で結果が予測できた?からです。
とうとう検証レビューする日が来てしまいました。
コノスル シラー Cono Sur Syrah
購入したのは、イオン系列のウエルシアで、798円(税別/877円)。
【メチャ結論いそぐ人へ】
この「コノスル・シラー」を店頭で買おうかどうか、迷った人へ
まず飲んでみた感じ
とても辛いのはわかります!
■ワインオクターブ論的には
半オクターブ+2Hi
シラー本来の魅力は、少し欠けているように思います。
その理由とは‥
いつもの、コノスルいつものお題目、以外のラベル裏にある情報です。
「鮮烈なカシスやブルーベリー、スミレの香りと樽熟成によるスモーキーな味わいが楽しめる、力強くスパイシーなワインです」
- 原産国 チリ
- ボディ フルボディ
- 適温 16~18°C
- 合う料理 ペッパーステーキ、ビーフシチュー、焼き鳥レバー(タレ)等
- アルコール 13%
- 添加物 酸化防止剤(亜硫酸塩)
- 輸入業者 スマイル
単独飲みのインプレ VS シャトー・ピコー
色 あまりにも見た目は軽い、これがコノスルか‥
熟度 ボディが軽いせいではないが、普通以下の浅さ
チリワインでは、なかなか書かない話題ですが、チリ産のワンコインワインでは、
シラー種単独はありえない。
が結論となります。まずシラーをメインで作っていないですし、カベルネ・ソーヴィニヨン全盛の土地にあって、シラー種をどうしても作る必然性を感じません。
最初に感じる、コクは素晴らしいバランスです。
後から感じる味わいは、スッキリ上品すぎて興醒めです。シラーはもう少し粘っこい後味がいいな〜。
タンニンの辛さは、かなり強いです。香りの中に、スパイシーな辛めの果実香が漂います。甘さを期待してはいけません。
VSシャトー・ピコーと飲み比べました。
ピコーはコルクの開栓から時間が経つと、かなりブレンド味が落ち着いてきました。とてもいいフィーリングです。対するコノスル・シラーも開栓当日はまだ落ち着きなく、味になっていませんが翌日以降は、かなり空気に触れたから?か味はしっとりとしてきました。
メインは、昨日がピーマン肉詰め、翌日がタイのソテーでした。肉詰めの濃い味攻勢には、残念ながらコノスル・シラーでは太刀打ちできませんでした。
この対戦はシャトー・ピコーの優勢勝ちです。
リピート、濃さ、相性度
リピート度 ☆★★★★ 1つ いくらコノスルでもシラーは無理あります
味の濃さ率 ☆☆★★★ 2つ ひたすら辛さはあります
食べ合わせ ☆☆☆★★ 3つ 油の濃さでなく、バターのような濃い味付けには合います
星の数は計6 798円÷6= の結果は
コスパ度/ワインの総括
コスパ度133円 意外にピコーの味が落ち着いたので、差がつきました
初心者へのおすすめ度 : このシラーは疑問です 5点満点で2点のオススメ