シャトー・デュ・コロンビエ  タンニンのおいしさを堪能 

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毎度こんばんわ。家飲み歴数十年、ワインコスパニストのブーです。

やっと週末がきました。今週は長かった〜。眠れない日もあったくらい危機迫ってました。

久しぶりに本業でこってりやられました。

新しい学びは、視野を開けさせるいい経験です。「わからないことは謙虚に」というコウベを垂れる姿勢さえ持てば、手を差し伸べてくれる人はいる、と実感しました。みなさんありがとう。

多くの「はじめて」の人に、助けられました。

ワンコイン赤ワインのレビューもその姿勢は一貫しています。

知らないワインを「手にとる」ワクワク感は大切に。でも、自分のイメージと違って、失望感を味わうことを減らしたい!という想いで、日々トライアル/レビューしているつもりです。

今日はお疲れ、の「1杯」はずしたくないですが‥

シャトー・デュ・コロンビエ Chateau du COLOMBIER

ボトルの表記はコロンビエ、ですが、一般的にはWEBサイトでも「コロンビエール」の呼び方をされているようです。卸先により、各種ラベル違いのボトルがあるフランス・ボルドーワインです。

この1本は、やまやで 800円(税別/880円税込)で買いました。

やまや

【メチャ結論いそぐ人へ】

「シャトー・デュ・コロンビエ」を店頭で買う?買わないで、迷ったら!

france
これは「買い」です

まず飲んでみた感じ

期待しないで飲んだ分、印象が「あれっ」と良い方にころびました。

ワインオクターブ論的には  

3/4オクターブ

タンニンのよく効いたメルローブレンドのようです。

その理由

ラベル裏は、少しだけ説明表記があります。

「力強くも優雅なフルーツとスパイスの香り、バランスのとれたタンニンによって生み出されるしなやかな口当たりをお楽しみ頂ける1本です」

 

  • 原産国 フランス
  • 2019年
  • SMOOTH /ミディアムボディ
  • アルコール度 14% (いつもより濃い)
  • 添加物 酸化防止剤(亜硫酸塩)
  • 輸入者   コルドンヴェール

サイト情報を探すと パリ農業コンクール受賞、(クリックすると仏のサイトに飛びます)は書かれてます。

ぶどうは、メルロー主体で、カベルネ・ソーヴィニヨン、カベルネ・フランがブレンドされているようです。一部のWEBでは、味わいはフルボディと書かれているものもあります。(売り口上でしょうか)

単独飲みのインプレッション VS マリウス

  ガーネット色です。明るいけど深い、きれいな色。 

熟度 硬さはありません。スムーズ&マイルドな熟度

連日のフランス・ボルドーですが、外れませんね。結構な高確率で当ててますが、とてもめずらしいことです。

しかもメルロー主体ですので、貴重性は上がります。というのは、ボルドーので熟成必なメルロー主体のワインは、とっくに目をつけられ買われているので価格も上がり、「安物(いわゆるワンコイン)」で、美味しいワインが残っている、とは考えにくいからです。

シャトー・デュ・コロンビエは良心的な価格で残っていたので、大変嬉しく思います。

味は高いアルコール14度の破壊力が抜群。それでいて、スッキリマイルドなメルロー全開。香りや甘い果実味、適度なスパイシーさをタンニンがバランスよくまとめているのが、いいね!です。

売り方が抱き合わせ(コスパセット?フランス6本セットetc)だと、何がなんだか味も名前もよくわかりませんが‥↓

イメージ

メインは、チキンオーブン焼きです。出社から急いでもどったので、これしか作れませんでした。肉との相性はGood。

今週飲んだシラー実力派 マリウス と対戦しました。

France、

ひとくち目の、シラーの囲い込み、というか口と鼻を制覇する魔力、が凄すぎです。このアタックにはやられますね。

おとなしめのシャトー・デュ・コロンビエではまだ勝てません。マリウスの勝ちです。

リピート、濃さ、味の相性度

リピート度 ☆☆☆☆★  4つ  これはまた買ってもいいボルドー

味の濃さ度 ☆☆☆★★ 3つ  比べてしまうと、おとなしく感じてしまう

食べ合わせ ☆☆☆★★  3つ  十分肉でも魚でもいけそうです

星の数は計10個 800円÷ 10 = の結果は

コスパ度/ワインの総括

コスパ度80円。 やまやの500円アッパーのワンコインワインの中では、かなり優秀

初心者へのおすすめ度 : これは男女問わず飲みやすさ満点 5点満点で5点のオススメ。

ボルドーワインは、たまにこういうのがあるから難しいのです。なんちゃら6本セットに混じると何の個性もない、フランスワインの1本でしかありません。1本買いになると、目移りして「味的」に見劣りしないのに、素通りされちゃう。生まれついてからずっと、悲しい性(さが)を背負ったワインです。