マリウス ルージュ  シラーブレンドの至高

この記事は約4分で読めます。

毎度こんばんわ。家飲み歴数十年、ワインコスパニストのブーです。

久しぶりに出勤で東京に出た、ついでにまたまたスーパーに寄りました。

仕事にいくより、ワイン買い出しが優先か?と言われても反論の余地はありません。

もう買える赤ワインは無くなった?と思いきや、お店を覗くと棚にあるんですね。

しかもフランスのシラーブレンドです。

マリウス ルージュ シラー・グルナッシュ MARIUS Syrah Grenache

今日は肉のハナマサで 880円(税別/968円税込)という価格で買えました。

【メチャ結論いそぐ人へ】

この「マリウス・ルージュ」を店頭で買う?買わないで、迷ったら!

bajoz,spain,garnacha
ぜひ迷わず「買ってください」、損を感じさせません

まず飲んでみた感じ

まろみあるシラーと、甘みと渋みで包んだグルナッシュの最適ブレンドを感じました。

ワインオクターブ論的には  

1オクターブ

シラーを飲むと本当に癒されます。少し甘めにふられた1オクターブです。

その理由

ラベル裏はラベルが計3枚、貼り重ねられています。

1枚は「PAYS D’OC」の証。2枚目はフランス語のみの表記。ボトル詰めまで現地でやって瓶のまま輸入された感がでてます。3枚目・イチバン後から日本語ラベルがありました。内容の説明書きはありません。

 

  • 原産国 フランス
  • 2019年
  • アルコール度 13.5% (濃い)
  • 添加物 酸化防止剤(亜硫酸塩)
  • 輸入者   日本酒類販売/

サイトで他の情報を探すと ◉ミシェル・シャプティ社(有名らしい)◉南仏(ローヌ地方)産 ◉7代目原当主ミシェル・シャプティエの曽祖父の名前(MARIUS)を冠した(ラベルの似顔絵おじさん?がマリウスさんですか) という情報がころがっていました。

単独飲みのインプレッション VSシャトー・パスケ

  サラッとした明るさがあります。深い色ではありません。 

熟度 胡椒っぽい上質なシラーが熟度を上げています

これは思わぬ宝石を見つけました。たまりません。

マリウスは、地方巡業8月場所で、シラー最上位・東の大関に上がった、ヴィエイユ ヴィーニュ シラーに追いつかんばかりの勢いを感じる、シラー・グルナッシュのブレンドです。

シラーの香りと味が本格的スパイシーさ満載です。どこかオーク樽香も感じさせながら、柔らかな甘みがあるグルナッシュが包んでくれる、甘辛同時攻撃

熟度のパワーは欠けるものの、香りと複雑な味の個性でそっと味わいが沁みてきます。おいしい。

メインは、挽肉と野菜を中華甘味噌味で炒めました。甘みも辛味も両方味わえる、ベストマッチングです。

ちなみに、仏AOCボルドー、小悪魔シャトー・スケと対戦しました。

France、

個性の違いがありますが、シャトー・パスケも同じアルコール度数で、いい勝負です。開けたてより、2・3日後の方が断然旨い。うまさの余韻も長く続き、渋み/タンニンが絶妙なのがこれぞボルドー、という個性を輝かせてます。この味でこの価格、というコスパは凄いです。

対戦は好みでごめんさい。シラーがあまりにも久しぶりだったので。マリウスの勝ちとします。

リピート、濃さ、味の相性度

リピート度 ☆☆☆☆★  4つ  ヴィエイユ・ヴィーニュと対戦が楽しみ

味の濃さ度 ☆☆☆☆★ 4つ  体力のある濃さではなく、複雑なブドウの濃さに免じて

食べ合わせ ☆☆☆☆☆  5つ  中華甘辛味噌味には「完璧」なマリアージュです

星の数は計13個 880円÷ 13 = の結果は

コスパ度/ワインの総括

コスパ度67.6円。 地方巡業の上位確定でしょう

初心者へのおすすめ度 : 甘辛で女子ウケバツグン 5点満点で4点のオススメ。

南仏ワイン素晴らしいです。ミシェル・シャプティの人気の秘密を少しだけ齧りました。今まで名前を「全く」聞いたことがありませんでした。無知って怖い

 

タイトルとURLをコピーしました