こんばんわ。家飲み歴数十年、ワインコスパニストのブーです。
3月末のせいなのか、やたら締切と仕事に追いまくられています。夕飯も家でまともにとれないくらい、会社に残るとは‥情けない。
本日は先週末に買っていたワインをレビューします。スペインですが、ボバルとカベルネ・ソーヴィニョンのブレンド、という少し耳慣れないワインです。
エレンシア・アンティカ HERENCIA ANTICA
表にはプレミアムと表示されていますが購入価格は、499円(税別/548円税込) です。スーパー・ベルクスで見つけました。
【メチャ結論いそぐ人へ】
この「エレンシア・アンティカ」を店頭で買おうかどうか、迷った人へ

まず飲んでみた感じ
主にボバルが味を占めてます。味がつかめない‥。
■ワインオクターブ論的には
半オクターブ

若さが気になったり、ピンとしたハネた感じもありませんが、好きな味じゃないにつきます。
その理由
裏表記の説明文はまあまあ書かれています。
「130年以上の歴史を持つ家族経営で、スペインの大手生産者です。ブドウ品種はボバルとカベルネ・ソーヴィニョンで、その絶妙なブレンドにより、熟した果実香と上品なアロマが一度に立ち上がり、酸味とタンニンのバランスが良く、長い余韻をお楽しみいただけます」
- 原産国 スペイン・バレンシア
- 渋みは控えめで、果実味が豊かな爽やかな飲み口の赤
- 料理のタイプ ハンバーグや生姜焼き等肉料理全般に良く合います
- アルコール度 12.5%
- 添加物 酸化防止剤(亜硫酸塩)
- 輸入者 東亜商事
ベスト・ヨーロピアン・ワイナリーのシール付きです。でもあまり見かけないシールです。

単独飲みのインプレッション VS オー・ブルボン
色 こちらの輝きもかなりの明るさです
熟度 コクは期待しないでください
爽やかな飲み味は、ブドウ品種のボバルのせいですね。ボバル・スペインで検索すると、
バレンシア地方原産、古代品種、マイナー
等耳慣れないコトバがけっこう並びます。
特徴的であることは間違いありません。

味は、カベルネとのブレンドですがボバル味が支配します。わずかな酸味と渋みがあり、飲み慣れないせいか、自分の中で「コレ」と決まりません。
変な味のひっかかりはありません。仏ワインでたまに当たる、どうにも受け付けないワイン、という感じではありません。難しいですね!
ただただハッピーに飲む分には十分です。今日もわからないうちに半分飲んでましたから。
メインは、肉魚とも合わせてみました。ブリのニンニクオリーブオイル焼きでは、双方喧嘩してダメでした。ひき肉のニンニクオイル焼きも、イマイチですか。高め合う関係には昇華しません。
対決はVS シャトー・オー・ブルボンとともに。コルク栓では、味の抜けが早くこのワインは、早飲みが基本ですね。それでも、微かに甘みが残り、単調ですが一定の味を保つボバル味とどう戦うか?
不慣れな好みの差で、言い切るとオー・ブルボンの勝ちとします。

リピート、濃さ、味の相性度
リピート度 ☆☆★★★ 2つ エントリー価格は「買い」です
味の濃さ度 ☆★★★★ 2つ 濃さは普通より劣りますが、独自のおいしさはあります
食べ合わせ ☆★★★★ 1つ ここは気になりました。肉にも慣れが必要ですか
星の数は計5個 499円÷5= の結果は
コスパ度/ワインの総括
コスパ度99.8円。 価格はGood、飲む人によりコスパは感じ方次第
初心者へのおすすめ度 : 意外にはじめての人にいけそうかも? 5点満点で3点のオススメ。