イエローテイル・シラーズ 値上げ前に確認~repeat2~

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サッポロビールで値上げされる前に確認しておこう、と思いリピート。

イエローテイル シラーズ Yellow Tail shiraz

スーパーヤオコーで798円(税別)で購入した。これがいくらになるやら。値上げ具合によってはもう買わないかも、という不安がよぎる。

ざっくりいうと昔はよく飲んでいたワインのひとつ。特に義理の母/神戸のお母さんとの思い出が強い。

「飲みやすいワインを紹介してね」

というお題をもらってから、妻の実家帰りの際には、数々の種類のワインを持参していったものだ。その中でイチバンコスパとウケがよかったワインがこのイエローテイル・シラーズだった。

妻だけを帰京させるときも、家飲みワインとしてケース(!)買いしていたよ、と報告が入るくらいの定番ワイン。本当に口に合うワイン、と思ってもらったようでわたしもオススメしてホッとした覚えがある。

その母も6月逝去してしまった。

値上げの情報を書いた時に、イチバンに思い浮かんだのはこの母の顔だ。たぶん、こういうだろうから。

「そりゃ、アカンな」

ワインの感想

甘い、甘いと今まで語っていた豪産のシラーズ、イエローテイル。今は飲んた感じが変わったというか、私の舌が変わったのか風味が何か違う。本来のシラーズっぽい、といえば聞こえがいいが、このワインはそこを突き抜けた「甘さ」が特徴だったのに。さてどうする?

ワインオクターブ論

半オクターブ➕2ロー

【解説】飲みやすさは特筆モノ。ただあくまでボリューム感はライトで、カベルネ中心の渋さはなく、どちらかといえばビオ系の草っぽい香りと味を「甘い」といっていたかも

VSビオ

ならば、イタリアの自然派ワインと飲み比べ。ビオは爽やかに濃い、点がおおきく違う。

味の厚みは同じくらい(薄い)だが、最初から最後まで一定した変わらない味質が、このワインの印象を良く変える。不思議対決は、ビオワインの勝ち。

VSウッドブリッジ

味の厚みはこの中ではイチバン。軽甘系の中では、地方巡業のワインだけどこの中で飲みやすさもイチバンだ。加えて、カベルネの程よいタンニンが、今日のメイン・メカジキ煮付けの醤油味によく合った。

となれば、三つ巴戦の勝利は断然、ウッドブリッジ

総括する

思い入れは強い、甘ワインだ。本当に好きな「濃い甘」系とは違うが、10月からの値上げに負けず、市場にしぶとく残っていることを願う。大資本が発売元だから大丈夫か。

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