メルシャンが「個性」に出した答え フロンテラ・プレミアム レッド・ブレンド

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毎度こんばんわ。家飲み歴数十年、ワインコスパニストのブーです。

超本格・新ワインをレビューします。

なんだフロンテラ‥とお思いのみなさま、コイツは本物感ビシビシの予感

チリのブレンド赤ワインです。何のブドウかは飲むまで全くわかりません。

フロンテラ・プレミアム レッド・ブレンド FRONTERA Premium Red Blend

いつものスーパー、ヤオコーで買いました。898円税別/987円) とワンコイン赤ワインの上限を攻めているワインです。

【メチャ結論いそぐ人へ】

この「フロンテラ・プレミアム レッド・ブレンド」を店頭で買おうかどうか、迷った人

文句なく「買い」オススメ
 

まず飲んでみた感じ

チリもんでも、それぞれありますから。一口目は、「上質」感ですか?

ワインオクターブ論的には  

1オクターブ+1Hi+2Lo

ワンコインではあまり味わったことのない、独特な世界観を持ちます。とてもいいけど、飲み手は少し混乱するくらい、はじめは衝撃あります。

その理由とは‥

ラベル裏の日本語説明も、もちろん手抜きしません。

いつものコンチャイトロの説明

「アンデスを望む、東西南北の希少な自然が育んだ大地の恵みを、チリの名門ワイナリー、コンチャ・イ・トロがおとどけします」

「ワインメーカーが自信を持って選んだプレミアムワインです。タンニンの心地よい渋みと、凝縮された果実味のバランスに優れた味わいです」

  • 原産国 チリ
  • 甘辛度 5段階中5の 辛さ
  • 渋み 5段階中3の ほど良い
  • 味の厚み 5段階中4の ミディアム/フルボディ
  • 飲み頃温度 14°C前後
  • アルコール 12%(この低度にはビックリしました!)
  • 添加物 酸化防止剤(亜硫酸塩)
  • 輸入者 メルシャン

ワインの首には、はで系のPOPがあります。キャッチは「なめらか濃密 濃いフロンテラ」このワードを選ぶとは、ブログに対する挑戦でしょうか??(自意識過剰ぎみ)

ラベル印刷時から、2022年の「WORLD’S MOST ADMIRED」WINE BRANDSとしてコンチャイトロを称えています。

単独飲みのインプレ  

  見た目のインパクトは普通で、少し薄めにも見える

熟度 ランク上価格でも、納得の中身、濃さ

ネットで情報検索すると、「レッド・ブレンド」という言葉がもはやスタイルとして認識されている(by食品新聞社)とのこと。ふ〜ん、アメリカ的認識らしい割り切り方やね。

中身はまあ「何でもいいじゃない?おいしければ」という解釈で、複数のブドウ品種から造られているワインとまではわかりました。(カベルネ/プティ・ヴェルド)

ネットのテイスティングコメントでイチバン納得したのは、「ブラックチェリー・黒果実」の味わいと「フランボワーズやチェリーの果実のアロマ」というワードです。

カベルネ単体味に若干飽きを感じるワインユーザーには、このプティ・ヴェルドというブドウ品種は、かなり悪魔的な蠱惑味となることでしょう。 

しっとりした陽の差さない森の中、うっそうと茂る草むらに頭からダイブしたような感覚。黒ブドウ系の野生味となめし皮の香り。くちびるから、舌そして喉の入り口に入るまでの数秒でも味が変わっていく、この世界観に一瞬でグッと引き込まれます。

辛味より甘味が勝つ感じに思いますが、いいブレンド比率です。

まあ個性的な味わいが、自分的に好みです

メインは、回鍋肉でした。甘辛の濃いめの味付けに、チリワインはぴったり。味も負けていません。ただ比較に飲んだ、VSイエローテイル・カベルネソーヴィニョン の仕上がりが中華味にはもう抜群の相性で、レッドブレンドがおとなしいと感じるくらい、甘辛さは際立っていました。

おなじフロンテラ・プレミアムシリーズの番付激推し、ナイトハーベストと飲み比べてから、番付表の最終的な実力を決めたいと思います。

リピート、濃さ、相性度

リピート度 ☆☆☆☆☆ 5つ  チリの新しい感触・味わいが見つかった

味の濃さ率 ☆☆☆☆★ 4つ  アルコールは低く濃くないのに濃いと感じる不思議さよ

食べ合わせ ☆☆☆☆★ 4つ  甘辛系中華味には激・マリアージュです

星の数は計13 898円÷13= の結果は

コスパ度/ワインの総括

コスパ度69円   このくらいのコスパも当然、予想範囲の値です。

初心者へのおすすめ度 : 拒否られない濃さ 5点満点で4点のオススメ

チリなのに‥チリのシン・世界を味わえました。いや〜感動もんです。