バルカトリナ ローマ教皇来日を祝して ワインはポルトガルだけど‥濃いウマ王権に君臨する

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ポルトガルのごく濃いウマ、バルカトリナをリピート。カルディの周年10%OFFにつられて、またつい選んでしまった。871円

Portugal, by Overseas

対戦相手は、ウッドブリッジレッドウッド、コセッチャ等、各国のツワモノがお相手先となっている。

くしくも本日は勤労感謝の日。しかもローマ教皇(法皇)が数十年ぶりに日本に立ち寄った最初の日となっていた。教皇さまが今やキリスト教カソリックの中心エリアの一つ、南半球アルゼンチンの出身というのはわが家においても二重・三重の驚きであった。

誰から何を問われても的確に答える自信がないと、ある宗教の「長」として腹をくくった感が言葉のはしばしに出てくる。すごいね、でも日本にわざわざ寄る、ということはカソリックは今や宗教の中ではトップじゃない、ことをあらためて感じた。

この想いにこのワインは似ている。

個性の強さ、は人一倍。今日のメイン、チキンワイン煮を蹴散らしてまでワインの主張が強い。

他にバルカトリナと比べて飲んだ、カベルネソーヴィニョン勢でさえ、まだまだ大人しいものだ。

こうした「個」の際立つワインに評価を下す、方はとても難しいことになってくる。

調和か主張か

どちらを番付で上位とすべきか、あらためて考えてみた。カベルネ界はワンコインの枠を外れると、まだまだ多くの上位ワインが存在している。ここでは全く関係はないけれど‥。一方、異種の品種や異国ではそうした縛りに迎合することなく「おいしい」ワインに注力できるつよみがある。

バルカトリナは、甘みをふくんだ濃さ以上に、数々の強い香りの複雑さにも心を奪われた。

ワインをどんなシチュエーションで飲むかだな

ひとり家に帰り、食事後に飲む人もいれば

パーティでワイワイ騒ぎながらワインを開ける人もいる

これは日常を忘れたい人が飲むワインね

今までで一番のコメントや!

確かに全てを吹っ飛ばす威力・濃さをもった、モンスターワイン。ウッドブリッジにはジリジリと押し勝ち、レッドウッドには立ち合いで吹っ飛す勢いで余裕で勝つ。

番付は、地方場所であるが11月に限っていえば相当上にくることは間違いない。コスパは置いて考えても‥。グレイト。

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