ダンシングフレイム vs ヒーローズ vs プダ・カベルネという週末 -repeat2-

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TGIF、皆さん飲んでますか? 今日も家飲み、ワンコイン赤ワインの紹介です。

今日紹介するのは、リピートワインのチリカベ(チリのカベルネ・ソーヴィニョンをここではこう略してます)ダンシングフレイム 。Dancing Flame Cabernet sauvignon

以前に紹介したレビューはこちら。裏ラベルをはじめ全て考察している。

*5月現在の最新番付は、東の前頭3枚目

ここで、サイトを覗くと何と、ダンシングフレイム ・メルローの記事が人気記事のTOPに上がっている(2020,6/5PM21時現在)。ビックリした。皆気になっていたのね〜でもこちらはカベルネのほうよ。

近況

昨日のグラハム・カーの料理番組の話しは、本当にはじめると長くなるので、今日は割愛。土日にすこしだけ書き足そう、と決めた。

ダンシングフレイム VS ヒーローズ

今日のメインとなるおかずは、もう定番と言っていい、メカジキのニンニクバターソース。こちらとブロッコリーやホウレン草の胡麻和え、アスパラガスとトマトのサラダと千葉名物のイワシのゴマ漬けとともに。

ゴマ漬けだけは、「酢」が入っているので少し味わいと趣きが違うが、基本口の中はニンニクオイルでいっぱい。ある意味「とても気持ちいい」夏のおかずとしては、早く上手く仕上がりしかも旬のモノなのでおいしい。

問題は、各ワインとの相性だ。

まず基本となるダンシングフレイム を注ぐ。かなり明るい輝き。でもグイと飲んでみると、この手の軽さはない。ヒーローズとは見た目の「濃さ」は負けてるが。

あらためて味をみた。ダンシングフレイムは‥

Chile,cabernet sauvignon

■やや固めの締まった感がある、アルコールの度数が高めな感じ(確認するとやはり13.5%だった)

■味は、はじめ甘酸っぱく、ベリー系で少し早め・若めのブドウ

■要するに「辛め」のカベルネ系に入る=わりと本格派で、それなりの肉にも堪えられそう

それに対して、ヒーローズは、

Chile,cabernet sauvignon

■柔らかみある渋さとゆとり

■香りが神々しい。ヴァニラの匂いをブドウと共にまとわりついて喉の奥に吸い込まれる

■スタンダードなカベルネの辛さ

どれもチリカベ同士でも、それぞれワインの性格が違うのが面白い。ニンニクオイルや野菜とは少し違うアプローチだ。

ダンシングフレイム とははじめタッチが軽いが、ツンツンしていない。少しそっぽを向くと寄ってくる、付かず離れずな関係という感じか。

ヒーローズは真正面からかかってこいと、どんなおかずでも堂々としている。

ダンシングフレイム VS プダ・カベルネ

もう一本の、プダ・カベルネは‥

steak with wine
Good smell

■香りが深い 最後の飲み口が少しだけ薄く儚く(はかなく)消えていく。なごり惜しい

■このカベルネはやっぱり甘い系 渋みも薄く

■プラム濃い甘系

こちらもニンニクオイルとは、相性がいい。絡むからみつくほどワインの甘味が倍増する。

対戦結果は

 ダンシングフレイムのコスパは抜群。ニンニクバターソースの前では、カベルネソーヴィニョンの魅力は「ましまし」になる。皆ハッピー になる赤ワインたちだ。

甘系がいいならプダ。コスパ重視ならダンシングフレイム。ゆっくり夜を楽しむならヒーローズ

ダンシングフレイムは「若武者」だね。元気がいいので、何回飲んでも違う印象が残るのがいい。すがすがしい飲み口だ。
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