草原の香りを忍ばせ 懐にスルリと入り込む
コスパワインの算出と、番付表作成の間にも、ワインは続けて飲んでいる。
9月に入って最初にUPするのは、地方巡業のカテゴリーになる本格派、
キャニオンロード カベルネソーヴィニョン Canyon Road Cabernet sauvignon
購入はいつものやまや、で880円(税別)と思い切って買った。500円棚のスタンプの新銘柄にもそそられたが、ここはチリカベとは違うアメリカ/カリフォルニアワインで勝負!
今日の試飲結果は‥
飲みやすさ重視。
メインは、メカジキの煮付け(しょうゆ味)、2日目が回鍋肉と連続して飲んでみた。
◆ワインオクターブ論でこのCA産ワインを称すると
3/4オクターブ+2ロー
チリを飲み慣れると、少しパワフルさに欠ける?とはじめ感じるが、全然本質はずしりとする。果実(ブラックベリーやカシスとラベル裏にある)の甘さだ。それも糖分がねちっこくない、さらりとしながら美味しさを残す感じ。メインにも合うし、相当飲みやすい。誰でもウケる味だね。
やまやが「直」で仕入れている(珍しい)だけある自信の赤ワインだ。
その理由とは‥
裏書きは、英語の裏書きをそのまま生かして、日本語のラベルを重ねている。日本でボトルを詰め替えていない、本格直輸入という証拠やね。
- アルコール度数 13度(高めだ)
- 説明 ミディアムボディ
- 飲み頃温度 14〜16°C
- 原産国 アメリカ
- ブラックベリーやカシスにも似た新鮮な芳香と微かなスパイシーさが、口の中を心地よくひろがる感じのする、お肉料理に最適のワインです
VSアルバ
コンビニワイン王子、サンタルーズ・アルバと2日間対抗戦をしていた。
オーソドックスなアルバの飲みごごちに対して、キャニオンロードのCSはよくも悪くも料理を立てる味。一口つまんで、ゴクリ、おいしい。でもこのおいしさ、は何だろう?と思ってまたゴクリ。
その繰り返しであっと言う間に、キャニオンロードを何気なく飲み終えてしまう。これも自然な個性だ。前頭の実力ではないね、闘うと強いタイプ。
アルバは「おいしいでしょ、注目してよ」と言う主張が強いが、アメリカ/CAのカベルネは「語るより、まず飲め」と言う表現方法の違い。
大人の飲みくちで、キャニオンロード の勝利。
リピート、濃さ、相性度
リピート度 ☆☆☆☆★ 4つ 飲み口の爽やかさが印象的
味の濃さ率 ☆☆☆★★ 3つ 後味に果実味の濃さがある
食べ合わせ ☆☆☆☆★ 4つ 醤油からオイルまで食べ合わせの相性は抜群
計11 売価880円÷11= の結果は?
コスパ度・このワインの総括
コスパ度80円 元がとれることは十分保証していい
ハズレない人のペルソナ
食べたい本能を優先したい時、邪魔せず引き立て役に徹してくれる