オーガニック対決第三段。「オーガニック」好きという切り口で、気になるオーガニックワインのバトルロワイアル的な対戦です。今日の結果でおおよその傾向が見えました。明日以降に、ブログ内ワンコイン赤ワイン「オーガニック番付」をまとめて発表できそうです。
本日は、リピートしたオーガニック、
プロントヴィーノ・ロッソ オーガニック PRONTVINO Rosso organic
イタリア、プーリア州(ネーロディトロイアと同じ州)のオーガニック。スーパーベルクスで899円(税別)でした。
テーブルには、今残っている全てのオーガニックワインを並べて飲み比べてみました。



VS レゾルム・ド・カンブラス
メインイベントは、当然どっちが上だろう?というレゾルム・ド・カンブラスとプロントヴィーノ対決ですが、
前座は優劣をはっきり決めるために、ロドリア・レッドを持ち出して、開栓後の変化とオーガニックワインの立ち位置を確認します。

こちらのスペインオーガニックは、あきらかに軽量級です。上位のネーロディトロイア、レゾルム・ド・カンブラスには勝てません。
ロドリアの格落ちは、まず決定しました。
そこで、ネーロディトロイア とカンブラスの対戦は終わっている(カンブラスの勝利)ので、プロントヴィーノ対ネーロディトロイア というイタリア・プーリア州同士で対決しました。
ネーロディトロイアは、スッキリ感とあっさりした中に旨味が残っています。プロントヴィーノは、はじめから花の香り、豊かな樽コク、濃い感満載の果実味で勝負してきます。
イタリア・オーガニックは元々の体格差を引いても、プロントヴィーノの圧勝で間違いありません。
最後の対決は、カンブラスVSプロントヴィーノです。
仏対伊のワイン対決の差は、世界観の違いが明らかになりました。
仏のカベルネ・カンブラスは、辛めの濃さは十分に評価されますが、その味の広がりの音域は狭かったです。プロントヴィーノは、2口目3口目とグラスに触れるたびに、どんどん奥行きが広がっていき、飲む度に違う味や世界観が大きくなります。美味いわ。
ここも、プロントヴィーノは勝利しました。
今日のメインは「チキントマト煮」。イタリアン料理で、同じイタリアワインには絶好の食べ合わせです。カンブラスにも、決して不利になるメインとはいえないでしょう。
一口にオーガニック、といっても様々なテイストの違いが面白いです。
ワインの総括
明日以降は、オーガニックのコスパ度・濃さや好みでまとめてみます。