飲んだ後に気づく悪い癖が出ました。
メジャーなワインは飲んだつもりになってました。今月の飲みこぼしはこれ、
フロンテラ ・シラーズ FRONTERA shiraz
このメルシャンが入れている、全国どこでも手に入るはずのワイン。当然カベルネはもちろん、酷評しているピノノワールは当然として、カルメネールまで飲み込んできた、と思っていたのがまず思い違いだった。大変ごめんなさい。
しこのフロンテラ ・シラーズは何かラベル新しく変えたな?という意識はあったものの、まだエントリーしていなかったとは思いもしなかった。カインズで、535円(税別)。
まず試飲から
強い、辛いインパクトあるチリ・シラーズ
薄くない、堂々としたチリワイン。カベルネやカルメネール以外でこんなシラーズ出会ってなかった
■ワインオクターブ論的には
厚みと辛さが印象深い
4/5オクターブ ➕ 1ハイ
その理由
裏ラベルは、さすが丁寧に語られている
- 味の厚み/ ライト・ミディアム・フルの中のミディアムボディ
- 渋み/ おだやか・ほどよい・しっかりの中のほどよいとしっかりの中間
- 甘辛/ 甘・中・辛 で一番辛い
- 飲み頃/ 14度(やや弱気)
- 輸入者/ メルシャン
- 原産国 チリ
- アルコール度数 12%(やや薄めだ)
説明コピー「チリの名門コンチャイトロ村がお届けするチリの大地の恵み、フロンテラ 。黒い果実、スパイスやヴァニラのアロマがあり、しっかりとした味わいとなめらかなタンニンを楽しめるワインです」とのこと。
VS レンマノ/シラーズ
もともとは、今日はシラーズ対決としてVSレンマノと比べるつもりで書いていた。ところがフロンテラ・シラーズの書き込みがない、ことに後で気付いて慌てて画像撮影しなおすわ、大変大変。
今日のメインは、青椒肉絲。塩としょうゆで味付けしたシンプルな料理は、ワインの性格を露見させる刺客料理でもある。
レンマノはシラーズの本命産地・生粋のオーストラリア産だ。溶け合うような甘さが特徴よ。
それに対して、「豪には剛」で向かっていく、フロンテラ。シラーズで渋みやタンニンを持つワインってあんまり無かったので、まあそういうジャンルがあってもいいかという感じ。
対決的には難しいけど、迷ったら「濃い」方を上位でという法則の元にフロンテラの勝利
リピート、濃さ・相性度
リピート度 ☆☆☆★★ シラーズで肉に合わせるならいいかも
味の濃さ率 ☆☆☆★★ パワーはカベルネ以外ではかなりある方か
食べ合わせ ☆☆★★★ 中華油には溶け合ってGOOD
計8 535円÷8= の結果は?
コスパ度/このワインの総括
コスパ度66.8円 フロンテラ の中ではいちばん好きかも
ハズレない人のペルソナ
シラーズは甘くて口に合わない、と決め付けている人