リモートで自宅待機の日。
暇なのか?と思いきや、電話ガンガン受けるし、メール捌きもハンパ無い忙しさ。ひとつ片付ければ、また一つとキリがない、そんな自分的には忙しかった日。
その一方でメンタルは結構やられてくることも。
実家の母までなんと骨折で入院! 今年の一連の惨事は終わる?という気配ががない。
一昨日、昨日と連絡応対で手間取ったが、現状を何とかおさめた。ただ明日はイナカに戻って身の回りを片付けさえすれば、ここも何とか乗り切れそうだ。
とにかく、大変濃密な1年。
世の中もそうだし、身近な家族を含めた親族も全て。2020年の前と後では全ては一変した、という自覚と行動、次第で、これから先大きく未来が変わる気がする。
今日のワイン
せっかく、シラーズの中の王様、イエローテイルを購入したのでシラーズ決定戦を予定していたが、前に書いたもろもろの理由で断念した。(明日以降へ持ち越しやで)
メインはイトーヨーカドー経由の安心できるお魚、平山さんの「ブリ」
こちらは本当にクセも臭みもないおいしいブリだ。調理していて本当に楽しくなってくる。季節はズレたが、ラタトゥイユをソース替わりに230度のオーブンで10分焼いたブリのみずみずしいこと!
一口食べた感触も、旨味100%、ジューシィだった。
こちらに合わせたワインは!!まずはカルメネールから
VSカネパ・カルメネール
ここは定番、というかカルメネールの中でも味が安定している赤ワイン。和でも洋風でも日常のあらゆるおかずに一定に合わせられる。万能ワインのひとつやね。
口の中で、ワインがゆる〜くほどけていく。柔らかなうまみ、時間差で感じるやさしいおいしさ。これがカネパの魅力だね。
VSチラノ・レゼルヴァエスペシャル/カルメネール
魚料理はいつも言っているが、結構「赤ワイン」にとっては試練のおかず。
変な味がしたり、油っぽいものしか合わない赤ワインは特に「地」の性格が白日のもとにさらけだされてしまうから。
その点、このチラノ・レゼルヴァはしぶとい役者や。
マイスタイルは決して崩さず、一定のクオリティを人に合わせてまで下げることはない、ガンコな態度だ。
なかなか素晴らしい。潔いワイン。
VSバルカトリナ
コイツは、逆に太いというか鈍いというか、天下太平、盤石のどっしり感。
開栓から相当たっても、開けた時の味も感想も1ミリも変わることなく評価できる、当然大好きな赤ワインだ。
果実味、圧するパワフルさ。少しクセがある魚だろうと何だろうと、赤ワインのパワーで、口の中を満杯にしてくる。心地いい。それがバルカトリナ。
VSアルパカ・オーガニック
最後はアルパカ・オーガニックレッド。
今日の甘さフィーリングできたラインとは一線を画す「辛さ」を表に出す、オーガニックだ。カベルネベースのブレンドが効いているのか、本日のラインアップの中で比較すると、後になって「辛め」を飲んだ方が締まりがあって快適。逆の順番は最悪ね。
後に飲んだワインが甘くなってると、「料理」との相性が悪くなる。(と思う)
カルメネールVSでの比較なら余裕で勝てそう、そんな意見は微塵も見せない、表立って主張しない、人当たりの良さげなニコニコしている赤ワインだ。