シレーヌ・デ・ペラル ~season3~

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仏カベルネ・とても女性的な本格派

リピートワイン(前飲んだけど、また飲んでみる)のレビュー、久しく飲んでいなかった、西の張出横綱(地方巡業編)のコチラ、

シレーヌ・デ・ペラル カベルネソーヴィニョン Silene des PEYRALS Cabernet Sauvignon 

近所ではここしか売っていない、OKストアで699円(税別)で購入しました。売り場が混んでいて、見かけないワインコインが多くありましたが、こちらは平日にジックリ見にくることにしました。ガマンも大事です。

  • 2019年11月(こちらが初出のレビュー)
  • 2019年11月(翌日のカベルネ対決 VSコセッチャVSスリーメダルスVSウッドブリッジ)
  • 2020年1月 (フランス特集)
  • 2020年1月 (お手頃対決 伊VS仏)
  • 2020年2月(対決は格上のVSアイコニック)

現在の地方巡業の番付表は、西の張出大関です。(1月場所現在)

バティス・ド・マルキ、ティエラ・ヌエバ等の横綱と対戦してみました。(VSヴューヌ・ドッグとはまた別の機会に)

昔飲んだワインはオクターブ論にはめてなかったので、ここで検証しておきます。

ワインの試飲結果

1オクターブ  ボリューム感は普通程度に

超マイルドです。チリのカベルネとは性格が違う、と何回も語っています。

その理由‥

ラズベリーやブルーベリー、いちごといった赤い果実の芳醇な香り、骨太で重厚感ある味わいです。という裏書きの通りです。フレイバーが凄い。

  • 原産国 フランス
  • アルコール度 13.5%
  • 酸化防止剤(亜硝酸塩)
  • Pays D’OC
  • 輸入:重松貿易

VSバティス・ド・マルキ 他

横綱1、バティス・ド・マルキとの対戦の中身は?

この直接対決は、とても満ち足りた気分になり高揚感はハンパなく上がります。とても「似た」テイストですが、シレーヌはとても女性的な魅力が強く惹かれます。それも20代の若さで勝負するタイプではなく正統派30代美人です。性格もエレガントで丸く、優雅で濃厚な果実の香りが特徴的です。バティスは、タンニンの渋みが程よく味に染み込んで、典型的なボルドーっぽさがワンコインにもでてます。

バティスがマイルドとすれば、シレーヌはスーパーマイルド。

勝負的にはシレーヌの勝利です。

横綱2、ティエラ・ヌエバとは?

こちらは最上のチリカベルネの魅力の前に、すこし圧倒された感あります。メインのタイ柵のオーブン焼きでは、ワイン素材対決になってしまい、どうしても膨らみある味わい、に軍配は上がりがちです。

ここはティエラ・ヌエバの勝ちです。

他にもVSイエローテイル(シレーヌの勝利)、やチリのVSロス・ヴァスコスとも飲んでいました。ヴァスコスは、開栓してから後の方が美味しい気がしましたが、ボリューム感の差で、シレーヌが若干勝つ感じがしました。

このワインの総括

横綱審議委員会に、審査がかかった感じです。

ハズレない人のペルソナ

優美、エレガンスあふれ性格も素直なフレンドリー美人

こんなワインを飲んでいたら、高いワインを飲む気が、完全に失せますわ。