カーク カベルネ・ソーヴィニヨン やまやのチリカベにしては

この記事は約3分で読めます。

3月に入って春めいてきたのか、寒暖の差もある日もあり、服選びに迷います。今日も風が強くスギ花粉のせいで目が痒いです。目のゴシゴシが止まりません。ほぼ外に出ずに仕事しているのに不思議ですね‥

月曜出社した際に、「やまや」でチリカベを買い帰りました。今や、やまやドライブ、というお店と商品を選んでネットで注文できるサービスがあり、ネット棚にもワインがたくさんラインアップされてます。凄いもんだわ〜

カーク カベルネ・ソーヴィニョン KARKU cabernet sauvignon

チリのカベルネワイン、D.O Valle del Maule とあります。

売り値価格は500円(税別/550円税込価格)というとてもフレンドリーな値段です。

まず飲んで

表示的には高めアルコール(13%)の割には、あまり脳に刺激してこないスムーズめのワインでした。

■ワインオクターブ論的には

やまやのサイトには必要最小限の情報のみ載ってました。甘軽系。

半オクターブ+1LO

味も体格も重いほうではありません。

その理由

ワインの裏ラベルにはかなり情報があります。

「深いルビーレッドで、プラム・ラズベリー・甘いスパイスの香りが特徴です。優れた質感でバランスが取れており、長続きする優雅な後味をお楽しみいただけるワインです。

2019年産

  • ボディ ミディアム
  • 味  SMOOTH
  • 原産国 チリ
  • アルコール度 13%
  • 添加物 酸化防止剤(亜硫酸塩)、安定剤(アカシア)
  • 輸入者 コルドンヴェール

VS ドメーヌ・ボヤール カベルネ・ソーヴィニヨン

昨日開栓2日目だった、ブルガリアワイン、VSドメーヌ・ボヤール CS とともに対決です。

ボヤール、今日も変わらず良いです。ふんわり、と柔らかい香りと果実味。辛味の中に、しっかりとしたぶどうの味が染みていて、口に触れてから飲み終わるまででも味が変わっていく、という変化も楽しめます。

対してカーク。ゆるいです。

ひとこと、チリカベらしくない味。カベルネ100%を疑うほどのブレンド的な混じりっけを感じます。少し甘さがあるから?でしょうか?と思ってコッパーリッジを舐めくらべましたが、全く「純度」が違いコッパーの方が深い甘みを感じます。味がマイルドな分、カークは浅いんですね。

メインは久しぶりに豚ロースのにんじん巻きを作ってもらいました。醤油ベースの日本酒で割ったソースにフライパンで肉巻を転がして味付けした、とても家庭的な料理です。カベルネにはとても相性いいはずなのに、カークとは浮いてました。

今日の結果は同じカベルネ対決でしたが、ドメーヌ・ボヤールの勝利です。チリらしさはなく、どこかカリフォルニアワインとフランス北部のブレンドっぽい味の中間的なワインでした。

リピート、濃さ、味の相性度

リピート度 ☆★★★★ チリカベとしては評価できません

味の濃さ度 ☆★★★★ 渋みというか甘い味わいはありますが「濃く」ないのが致命的

食べ合わせ ☆☆☆★★ マリアージュ的に濃いめの和食はいい味です

星の数は計5個 500円÷5=  の結果は

コスパ度/ワインの総括

コスパ度は100円  これからの味の変化に期待です!

ハズレない人のペルソナ

チリでもアジア大陸から遠く流れていった血筋が残っている、と思われる人

少し味の方向性に迷うところが見えました。チリも個性あるワインが多いですから!