ルイ・ド・コーテル 仏の矜持/リピート

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こんばんわ。家飲み歴数十年、ワインコスパニストのブーです。

明日は天皇誕生日の休日ですね。気持ち少し嬉しい。日頃の「憂さ」はいったん忘れて、ワインに没入します。

番付を整理していて昔飲んだワインで、「今」ならどんな感じ?かかなり気になっていた仏ワインを飲みました。

ルイ・ド・コーテル カベルネ・ソーヴィニョン Louis De COURTEL Pays D’oc

これがあるのは昔から、ここスーパー・ベルクスのみです。抜群の599円(税別/658円税込) というコスパ価格です。

★過去レビューはこちらから(2019年)

★最新の番付はこちらから(2021年12月場所)

【メチャ結論いそぐ人へ】

この「ルイ・ド・コーテル」を2022年・店頭で買おうかどうか、迷った人

France,cabernet sauvignon
ぜひオススメ!の「買い」です。
 

仏でこの安定した価格しかり、損はさせません。

まず飲んでみた感じ

輸入業社(富士貿易)が絶やさず入れ続けていること、は「安心」の証(あかし)でしょう。

ワインオクターブ論的には  

3/4オクターブです。

ワインとして立派な骨格があります。これは矜持、とも言えます。

その理由

以前はそれほど深掘りしていなかったので、ラベル裏情報も列記します。

「フランス南部、地中海に面しスペイン国境に向かって広がるフランス最大のワイン産地ランドックルーション地方でカベルネ・ソーヴィニヨンから造られる赤ワイン。スパイス感ある赤い果実の香り、フルーティで丸みのある味わい。長い余韻を持ち、グリルしたお肉料理と良く合います」

 

  • 原産国 フランス
  • ブドウ品種 カベルネ・ソーヴィニヨン
  • アルコール度 13%
  • 味わい 中重口 
  • 添加物 酸化防止剤(亜硫酸塩)
  • 輸入者 富士貿易

単独飲みのインプレッション VS G7メルロー

  飲み比べた、伊・ラストラーダより見た目濃い

熟度 辛さやキレを特に感じます

昔のイメージが気になって、2019年当時から3年経ってリピートしました!

フランスものにしては、当時とてもダメ出ししていたのに、ルイ・ド・コーテルだけはその主張がありません、むしろかなり褒めています。

アルコール度もフツウなのに、その理由は?と思い飲んでみると、的中しましたよ。

アタリです。

果実味は、比べたラストラーダとか他のチリ/カベルネワインの方が実力あるかもしれませんが、仏のカベルネの本質はそこではありません

タンニンのうまさ、です。味のバランスと厚みはこのバリュー価格にしては、最大値のコスパといえます。いいわ〜。

今日のメインは、秋シャケのムニエル・バジルクリームソース添えでした。カリカリにフライパンで焼いた身にバジルの辛さがマッチしました。フランスワインにもよく合う感じ。

ランドックルーション産の実力が、多いに発揮された1本ではないでしょうか。リピートして良かった。

HECULA CASTANO

飲み比べは、イタリア産の実力派カベルネ・ソーヴィニヨン、VSラストラーダです。

cabernet sauvignon
italia deep taste

香りや果実味はややラストラーダが優勢ですが、総合体力と深みにおいて断然にフランスワイン、押し勝ちましたよ。ルイ・ド・コーテルの勝利です。

リピート、濃さ、味の相性度

リピート度 ☆☆☆☆★  4つ  ワンコインでコスパに優れる、このブログの体現ワイン

味の濃さ度 ☆☆☆★★  3つ  アルコール度の高さに頼らない、深みの秘密は「タンニン」

食べ合わせ ☆☆☆☆★  4つ 肉とも合わせますが、魚は十分OK

星の数は計11個 599円÷11= の結果は

コスパ度/ワインの総括

コスパ度 54.4円。  仏ワイン入門としてもいいし、中級者を満足させるにも十分なワインです。

初心者へのおすすめ度 : 欧州カベルネに最適です 5点満点で4点のオススメ

定番として、昔からずっと供給され続けていることが何より大事です。仏ワインのペイドックとしての覚悟・矜持を感じるワインです。番付アップは確実な1本です。

 

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