セッテソリ ネロ・ダーヴォラ ビオ 自然派ワイン定着した〜

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毎度こんばんわ。家飲み歴数十年、ワインコスパニストのブーです。

近くにありながら、ひさしくワインの棚を覗くことがなかった、イオンのオーガニック・ワインです。

種類も産地も増えましたからね。

こいつはイタリア、しかもシチリア産のネロ・ダーヴォラという特徴に惹かれました。めずらしさが際立ってます。

セッテソリ ネロ・ダーヴォラ ビオ Settesoli Nero D’avola BIO 2020

購入価格はわりかし高い880円(税別/968円税込)です。オーガニックとしては、標準的な値段かもしれません。

【メチャ結論いそぐ人へ】

この「セッテソリ」を店頭で買う?買わないで、迷ったら!

遊び心あふれるデザインです。

見た目に反して全然、買いです。

まず飲んでみた感じ

南部シチリアで、ブドウ品種がネロ・ダーヴォラ、とはワンコインワインの中ではとても珍しく感じます。BIOがなんでもブームだからですか?

ワインオクターブ論的には  

2/3オクターブ+1Hi

その理由

裏の表記は、イオン(傘下)=コルドンヴェールとしては、書かれている紹介文です。WEBのほうが充実した内容があります。

「ベリー系の香りになめらかなタンニンのリッチでな丸みのある味わい。グリルしたお肉なトマトベースのパスタがあいます」

 

  • 原産国 イタリア/シチリア
  • 2020年
  • 有機ワイン
  • ブドウ品種 ネロ・ダーヴォラ
  • フルボディ
  • アルコール度 13% 
  • 添加物 酸化防止剤(亜硫酸塩)
  • 輸入者   コルドンヴェール

DOCワインで、EU有機認証もあるので間違いはないかと。

Sicilia

単独飲みのインプレッション 

  薄さはないですが、輝きはありかなり明るく見えます 

熟度 香りの濃さにまずビックリします

BIOを知らない人・初心者には最適赤ワイン

オーガニックは私の中では、断然「香り」が決め手です。

初めにくる「大草原」の香り感が物凄く、圧倒されます。味は後からです。

Settesoli,Nero D’avola、BIO

ココが好き嫌いを分ける点かもしれません。

よくこの手のワインで感じる「軽さ」はないです。むしろ、渋コク味がある方ですね。BIOエントリー層でも十分に飲みやすさがあります。

メインは、肉です。薄切り豚ロース中華風甘味噌焼きでした。ニンニクオイルをふんだんに入れて煮込んだ感が、ごはんのおかずとしても濃い味で相性良く、もちろんワインにもよく合いました。

ちなみに対戦はVS バティス・デュ・マルキです。

タンニンの味の甘さに一日の長あり、という感想です。結果としてはドライに評価すると、当然バティスに負けます。ただ、イタリアのオーガニックとしてはかなり上位に番付されるはず、です。

正確にはオーガニックの基準のひとつシー・オーガニック、と対戦した後に、評価したいところです。

リピート、濃さ、味の相性度

リピート度 ☆☆☆★★   3つ  もっと味を確かめたくなる感じです

味の濃さ度 ☆☆☆★★ 3つ   13%が決めてかもしれません

食べ合わせ ☆☆☆☆★   4つ  辛渋みがニンニクオイルになじんだ肉料理に抜群

星の数は計10個 880円÷ 10= の結果は

コスパ度/ワインの総括

コスパ度88円。  イタリアでオーガニックなのに、かなり味いいです

初心者へのおすすめ度 : エントリーの垣根を下げてます 5点満点で4点のオススメ。

飲みやすさをとるか、味をとるか。エントリー層には、香り中心のワインも楽しんでいただける、と十分確信をもってオススメします。

 

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