ヒーローズ 横綱の意外なウィークポイント -repeat-

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ワンコインワインで、「濃い」「赤」と思われるお好みワインを毎日飲んでは、その感想をUPさせています。

飲兵衛として唯々日々赤ワインを飲んでいるだけ、のトウシロ・ブログにたどり着いた「アナタ」、誠に感謝しております。ありがとうございます。なおすべて個人の感想ですので、特定のワインや会社等を贔屓や応援はするもの、決して貶めたり誹謗中傷するものではありません。

今日はリピートワイン、番付でも横綱格のチリカベ、

サンタリタ ヒーローズ HEROES Cabernet Sauvignon

以前に書かれたレビューはこちら。直近の番付はこちらから。はじめのレビューから後々評価が伸びていったワインだ。

昨年10月に、アフターパーティで飲み放題のコーナーで飲んでから以来になる。レビューは少し前だったけど‥何か遠い昔やね。

裏ラベルの情報は集約していなかったので、まとめてみる。

  • 原産国/ チリ
  • 添加物/ ほぼ全てのワインで入る亜硝酸塩、と安定剤のアラビアガム入り
  • アルコール分/ 13%(標準的)
  • 輸入者及び引取先(おもしろい表現だ)、サッポロビール(株)

キャッチコピーは、英語表記にある。

Superb quality an craftsmanship arc the hallmarks of Santa Rita, one of Chile’ s most admired and innovative wine estates

独断と偏見

カインズで5月購入料金は、709円(税別)。税込価格だと、780円。昨年より税率のせいか便乗値上げか、売価が上がった。(昨年も同じ店で購入なので単純比較として)前もそうだったが、この価格であれば、番付はアッパー価格の地方巡業で勝負してもらおう。

メインは、国産ポークのジャーマンポテト風味。

まあ、焼いている途中で、いつものスパイスを振りかけるだけ、というイージーメニュー。

久しぶりなのか、一口めが

硬いな、ハードめ? というのが最初に来た。

前の評価を読むと、牛肉合わせが多いのか。牛の脂の甘味とブレンドされるとこのヒーローズ味は別格に変わる

今回のような、スパイス/塩系の肉とは初合わせとなる。となると少し印象が違う。嫌らしくない「渋み」と持ち味の本格派が持つ「辛さ」で勝負していかざるをえない。これが、比較で飲んだチリカベのエルハワードや、最近の甘みの勇者、プダ/シラーズカベルネ対戦するとどうなるのか

VSエルハワード

Chile、Cabernet Sauvignon

少し残っていたエルハワード。カベルネの果実味がなめらかに口の中に吸い込まれていく。いけるじゃないか!

メインと合わせて飲んでも違和感なし。これは豚肉だと、ヒーローズが辛くてどうしても引っかかる。エルハワードにかなり押されている?

VS プダ・シラカベ 

Chile,shiraz cabernet

圧倒的な厚みと甘み。今日もキテる。

豚肉の脂でも十分に勝てるワイン。馴染んでくる甘み。合うね〜

■トータルバランス  ヒーローズ ≒ エルハワード > プダ

■味の濃さ      エルハワード ≒ ヒーローズ <  プダ

■メインと相性    ヒーローズ < エルハワード < プダ

今日の行司役(塩辛め/スパイシーおかず)で対戦するなら、すっきりプダのWIN

他にも品種は違うがメルロー代表選手、ガトーネグロ とカネパとも飲み合わせてみた。メルローは、塩味系メインだと柔らかめに、少し後カラじんわり味がしみてくるイメージ。マイルド系の赤ワインでも塩味全体には合わせられる

ヒーローズは同じ肉でも牛肉には最強だが、塩系の豚肉合わせでは負けることもある、と覚えておくと納得する。

☆リピート・濃さ・相性度

リピート度 ☆☆☆☆★  4つ 飲み続けることは揺るぎない

味の濃さ率 ☆☆☆☆☆     5つ ワインの濃さは変わりない

食べ合わせ ☆☆☆★★     3つ ここが今回分かった、弱点か

計12 売価709円÷12= の結果は!

コスパ度・このワインの総括

コスパ度59円 売価が上がったことも少し残念

ハズレない人のペルソナ

番付の評価が全てでない点が、赤ワインの面白いところ、とわかるひと

普通はおいしめの牛肉に、ワンコインは合わせないか‥でも今やこれも日常になっているのが、現実のはず。
 

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