ハイテンションのカルメネール
昨日今日と飲んでいますが、リピートワイン(昔飲んだけど、また飲んでみる)のレビュー。今日は新しいマイ・スタンダード「ワインオクターブ論」のことがわかりやすく理解できる、レビューになった(はず)。
ナティバ カルメネール NATIVA carmenere
こちらは、カインズにて452円(税別)で購入した。変わらないこの販売価格は素晴らしい。
「ワインオクターブ論」でカベルネソーヴィニョンと比べると、このカルメネールの特性がクッキリと浮きぼりになった。その結果は後にくわしく、まずは今までの記事と対戦を振り返る。
- 2019年4月(人気記事。これが初出)
- 2019年5月(ワインチャートを見てほしい)
- 2019年6月(コスパ度ランキングでは中位。カルメネールではアルパカやデルスールよりもコスパ悪しと出た)
- 2020年3月(2020年のコスパ度ランキングではさらに下がる)
- 2020年4月(再評価され、コスパ度@41.6円に上げる)
- 2020年4月(VSカネパ、VSアルパカ)
- 2020年4月(VSラポサで負け、コスパ度を下げる@53.1円)
- 2020年6月(最新の番付表)
現在の番付表は、西の小結。(6月場所現在)
で、結果分析はというと‥
ワインの試飲結果
◆3/4オクターブ +3ハイ
【解説】 比べるとどこか足りないボリューム感。でも圧倒的な辛さ、アルコール感は初めから最後まで変わらない。
その理由を考察する‥
ナティバ検証、初日が豚肉とポテト焼き、今日がブリ照り焼きと「塩味」と「醤油」味で攻めてみた。
辛さはとても強い。そこで、すぐ3度ハイは決定。
問題はその度合い。チリのカベルネのサンタルーズ『アルバ』や、コノスル とまで比べてわかった。
伝わってくる音階の違いだ。
VSサンタルーズ
引っ込み思案な名前が恥ずかしいのか、サンタルーズ(CAのサンタクルーズは超有名)と飲むとよくわかった。カベルネソーヴィニョンの辛味の感じ方が相当強いはずなのに、舌に入ってくるはじめの入りは
■(はじめ)低め⇨ (途中)ほどほど⇨(後味で)かなり高くなる
低いドからはじまり徐々に上がるドミソ、という音階。
これが、ナティバは、
■初めから終わりまで終始、高い音を継続する。
高いシドド、をキープ。これはキツイし好みが割れるわ。合わせるメインのおかずでも変わるし。
VSコノスル とはボリュームの検証に使った。香りは風格あるものの、ボディの軽さは比べるべくもない。
インパクトは良いのだが、カベルネ強者の前では、ナティバは敗者となろう。
このワインの総括
カルメネールって特徴あるだけに、個々のワインの差がありすぎ。
ハズレない人のペルソナ
関西ノリのハイテンション芸人。見た目も派手で一気に盛り上がるには良いパートナー