ドメーヌ・ボヤール メルロー ~season3~

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ワンコイン・コルクワインの胆力をみた

リピートワイン(前飲んだけど、また飲んでみる)のレビュー。マイ・スタンダード「ワインオクターブ論」をまじえて総括してみる。

ドメーヌ ・ボヤール メルロー Domaine Boyar Merlot 

やまやの500円(税別)ワイン。ブルガリアの至宝ですよ。

現在の番付表は、東の前頭筆頭。(8月場所現在)

ワインオクターブ論には、はめてなかった。

Bulgaria,Merlot

ワインの試飲結果

3/4オクターブ +2LO

【解説】 どこか甘さを含んだ適度のボリューム。ゆるがない安定感が持ち味

その理由を考察する‥

麻婆茄子で相性を見た。中華甘味噌になじみ、本当に自然に喉元から、胃袋に吸い込まれていくマジック。それがブルガリア・ワンコインの本命ワイン、ドメーヌ・ボヤール 。

カベルネも相当良かったけれど、またいつ入ってくるのやら‥。これも巡り合いだから、と諦めメルローを買って飲んでみても「オススメ」する思いは変わらない。

ボリューム感と甘辛の性格の違いはあるけれど、どちらも赤ワインの凝縮味=濃さはとてもマッチしているはず。

欧州モノをバカにして、飲み控えをしてはいけません。和食にも洋食にもあう、優れたワインです。大好き。

VSラポサ

大衆ワインの代名詞、コンビニワインの皇太子、ラポサと飲み比べ。

深み深み、と日頃言っている違うがよくわかる、セレクトだ。両者とも

おいしいし、マイルド、スムーズな傾向

決定的な違いは、カベルネVSメルローであっても、「味の濃さ」厚みなのね。ラーメンでたとえてみると、しょうゆ味はスタンダードで鰹や肉系のブレンドで出汁をとっても、全体のコクは予想がつく。これが、味噌味になると、出汁の隠し味どうこうではなく、メインの味噌(発酵させている旨味)のインパクトで決まる、と思う。

今回は、このインパクトの差で、ドメーヌ・ボヤール の勝利。ラポサも、よく食らいついているよ。でも簡易にスクリュー栓でいいのに、この価格でコルク栓にこだわるところが、何かブルガリアらしい。

Chile,cabernet sauvignon

このワインの総括

やまやも全国展開しているせいか、いいワインを地方で眠らせてないで都心へとどんどん回転させてほしい、期待してますよ!

ハズレない人のペルソナ

メガネを外してみると、意外に美人で話しやすいという典型的な人

ドメーヌ・ボヤールの中での飲み分けかたは、メルローはメインを選ばず甘辛何でもいける万能派、肉主体でいくならカベルネを飲むだろう。