昔からいる典型的な学級委員
リピートワイン(前飲んだけど、また飲んでみる)のレビューが続きます。
マイ・スタンダード「ワインオクターブ論」をまじえた総括で、実力はあるのにイマイチ人気が出ない?イオンのこのワインのレビューを総ざらいします。
コンドル カベルネソーヴィニョン Condor Cabernet Sauvignon
全国のイオンで536円(税別)で買える。安定したチリカベ。もちろんいつも買わせていただいてます。
- 2019年2月(こちらが初出しレビュー)
- 2019年3月(リピートしたのは翌月)
- 2019年3月(しばらく対決シリーズVSレッドウッド)
- 2019年3月(VSヨセミテロード 流通大手のセブンとのワンコイン代表決戦だ!)
- 2019年7月(VSタウリーノ 濃いウマのパワー派対決だな)
- 2019年7月(VSカンティーナ イタ飯での飲み比べ)
- 2019年10月(VSバルカトリナ このレビューはひとりごと)
- 2020年6月(VSダンシングフレイム VSプダ 身内のプダには負けたくないが)
- 2020年6月(VSダンシング VSプダのパート2)
現在の番付表は、西の張出大関か。(8月場所現在)
対戦だけはこなしているからね。実力あるのに、イメージは地味・優等生・目立たない。

ワインの試飲結果
◆1オクターブ 本当に優等生そのものだな

【解説】 何回も書いている感想はたぶん同じはず。地味なのがおもしろくない
その理由を考察する‥
2日連続で対決してみた。初日は国産豚のロース薄切り、フライパンで香草焼きとともに。
ロースの脂身がカリカリに焼いたあとに溶け出して、お皿の中であふれでてきた。カベルネとの相性良し。コンドルはもちろんよし。
2日目は養殖真鯛のオーブン焼き、定番のニンニクオリーブオイルをたっぷりかけていただく。至極の美味だ。新鮮なタイの切り身の中に、ほくほくのオイルが染み込んだ一体感。オウチめしで十分と感じるひととき。
ここに添えたワンコインワインも負けていない。VSでこの後比較するがドメーヌ・ボヤール のメルローも開栓して日が経つと、若くて意識高め、鼻っぱしが強い性格がマイルドに変わってくる。こうなると正直、カベルネ絶対優位ともいえなくなる。
どうするかな‥迷う
VSドメーヌ・ボヤール
欧州ブルガリアの皇太子、ドメーヌ ・ボヤールと対決していた。
毎日がうれしい。この飲み比べ。おいしい肉や魚を前に至福のひととき。
ボヤールの前の対決したVSラポサとは、コンドルは少し趣きが違う。ベテランの安定感というか、いなし方の違いというか経験の差なのか。
肉対決では、コンドルが圧倒した。ドメーヌ・ボヤール が空回りして一人相撲した感があったが‥。魚対決では熟成したボヤール・メルローが巻き返した。魚の旨味とメルローの相性は特にいいからね。
ここは引き分けだ。
となると、ドメーヌ・ボヤール のメルロー の番付は今月爆上げしなくては!

このワインの総括
田舎に帰っても周りはイオンだらけ。ワインコーナーも同じようにあるのをみると、少し味気なさ、虚無感を感じてしまう。このコンドルもこの象徴なのかもしれない。これは生まれ持った宿命なのだ。
ハズレない人のペルソナ
何気なさ、自然な振る舞いに実は凄みが隠されている人


