コンドル カベルネソーヴィニョン ~season3~

この記事は約3分で読めます。

昔からいる典型的な学級委員

リピートワイン(前飲んだけど、また飲んでみる)のレビューが続きます。

マイ・スタンダード「ワインオクターブ論」をまじえた総括で、実力はあるのにイマイチ人気が出ない?イオンのこのワインのレビューを総ざらいします。

コンドル カベルネソーヴィニョン Condor Cabernet Sauvignon 

全国のイオンで536円(税別)で買える。安定したチリカベ。もちろんいつも買わせていただいてます。

  • 2019年2月(こちらが初出しレビュー)
  • 2019年3月(リピートしたのは翌月)
  • 2019年3月(しばらく対決シリーズVSレッドウッド)
  • 2019年3月(VSヨセミテロード 流通大手のセブンとのワンコイン代表決戦だ!)
  • 2019年7月(VSタウリーノ 濃いウマのパワー派対決だな)
  • 2019年7月(VSカンティーナ イタ飯での飲み比べ)
  • 2019年10月(VSバルカトリナ  このレビューはひとりごと)
  • 2020年6月(VSダンシングフレイム VSプダ 身内のプダには負けたくないが)
  • 2020年6月(VSダンシング VSプダのパート2)

現在の番付表は、西の張出大関か。(8月場所現在)

対戦だけはこなしているからね。実力あるのに、イメージは地味・優等生・目立たない。

ワインの試飲結果

1オクターブ  本当に優等生そのものだな

【解説】 何回も書いている感想はたぶん同じはず。地味なのがおもしろくない

その理由を考察する‥

2日連続で対決してみた。初日は国産豚のロース薄切り、フライパンで香草焼きとともに。

ロースの脂身がカリカリに焼いたあとに溶け出して、お皿の中であふれでてきた。カベルネとの相性良し。コンドルはもちろんよし

2日目は養殖真鯛のオーブン焼き、定番のニンニクオリーブオイルをたっぷりかけていただく。至極の美味だ。新鮮なタイの切り身の中に、ほくほくのオイルが染み込んだ一体感。オウチめしで十分と感じるひととき。

ここに添えたワンコインワインも負けていない。VSでこの後比較するがドメーヌ・ボヤール のメルローも開栓して日が経つと、若くて意識高め、鼻っぱしが強い性格がマイルドに変わってくる。こうなると正直、カベルネ絶対優位ともいえなくなる。

どうするかな‥迷う

VSドメーヌ・ボヤール 

欧州ブルガリアの皇太子、ドメーヌ ・ボヤールと対決していた。

毎日がうれしい。この飲み比べ。おいしい肉や魚を前に至福のひととき。

ボヤールの前の対決したVSラポサとは、コンドルは少し趣きが違う。ベテランの安定感というか、いなし方の違いというか経験の差なのか。

肉対決では、コンドルが圧倒した。ドメーヌ・ボヤール が空回りして一人相撲した感があったが‥。魚対決では熟成したボヤール・メルローが巻き返した。魚の旨味とメルローの相性は特にいいからね。

ここは引き分けだ。

となると、ドメーヌ・ボヤール のメルロー の番付は今月爆上げしなくては!

Chile,cabernet sauvignon

このワインの総括

田舎に帰っても周りはイオンだらけ。ワインコーナーも同じようにあるのをみると、少し味気なさ、虚無感を感じてしまう。このコンドルもこの象徴なのかもしれない。これは生まれ持った宿命なのだ。

ハズレない人のペルソナ

何気なさ、自然な振る舞いに実は凄みが隠されている人

あと20年してもこのまま定番ワインとして、しぶとく残っていそうなワイン
タイトルとURLをコピーしました