毎度こんばんわ。家飲み歴数十年、ワインコスパニストのブーです。
月イチのお楽しみ。スーパー・ヤオコーのワイン全品20%OFF DAYがやってきました。今日のお目当ては、リピートワインです。
コノスル・オーガニック カベルネ・カルメネール・シラー Cono Sur cabernet sauvignon carmenere syrah 2021
2019年産のレビューはこちら。
手を出せなかったのは単純に価格です。元値が1028円と微妙にワンコイン基準から出っぱっていたので、この日を待っていました。OFF価格で、822円(税別/904円)であれば、買いたくなるもんです。
【メチャ結論いそぐ人へ】
この「コノスル・オーガニック」を店頭で買おうかどうか、迷った人へ
まず飲んでみた感じ
ボディの重さある〜、と一口でわかりました。
■ワインオクターブ論的には
1オクターブ+1Hi+1Lo
オーガニックとは到底思えない、比重の重さとボディの重さ。凄い味です。
その理由とは‥
ラベル裏の書き込みも情熱的です。
「自然のサイクルを基本にした葡萄作りから生まれる、エコサート認定の有機ワインです。ラベルの自転車は毎日畑へとペダルをこいでいく農夫達のシンボル。チェリー、ストロベリーなどの果実香や、フレンチオークに由来するトースト香やヴァニラの二ュアンスが感じられ、滑らかで豊かな味わいがお楽しみいただけます」
- 原産国 チリ
- 有機農産物加工酒類
- ブドウ品種: カベルネ・ソーヴィニヨン51% カルメネール28% シラー21%
- フルボディ
- 適温 16~18°C
- アルコール 13.5%
- 添加物 酸化防止剤(亜硫酸塩)
- 輸入者 スマイル
単独飲みのインプレ
色 にごり系で鈍く光り、濃い感じがみてとれます
熟度 これを「濃い」「重い」と言わずに何が濃いワインか
このオーガニックは、買える値段になるまでひたすら待っていたワインのひとつです。
言われなければ、オーガニックとは気付きにくいですが、オーガニックの酸味が特徴的です。このタンニンと交わった「甘さ」「苦味」「辛さ」が味わいを深くしています。
いいじゃないですか! さすがコノスル、好みの味であってます。
ノーマルのコノスル・CSよりもテイスティな余韻がありますね。しかも、チリらしくないブレンド味のバリエーションの深さがボディを太く支えています。
メインは、タイの香草焼きとともに。オーガニック・ブレンドの味が染みます。春先になって味が乗ってきた鯛の甘い味とも合うこと。おいしい〜。
値段的には少し上ですが、オーガニック・ワンコイン史上、ボディの強さはNo.1、で間違いありません。
19年産のレビューともほぼ印象は変わっていません。21年も大丈夫です。
VS G7 カベルネ・ソーヴィニヨン
基準ワインのひとつである、G7・カベルネソーヴィニョンと飲み比べました。
チリカベに立ち合いから、ぶつかり合いしても、当たり負けしません。むしろ押してます。
勝負的には、コノスル・オーガニックの快勝です。
ちなみにメインは、挽肉と野菜のトマト煮で合わせました。肉系はやはりカベルネ。合わないはずはない結果です。激戦・春場所の番付は、とても迷うことになりそうですね。
リピート、濃さ、相性度
リピート度 ☆☆☆☆★ 4つ コスパはともかく、オーガニックなら選択肢に入れたい
味の濃さ率 ☆☆☆☆★ 4つ この濃さはオーガニック基準ではありえない
食べ合わせ ☆☆☆☆★ 4つ 鯛のような繊細な白身でも、焼きなら十分に合います
星の数は計12 822円÷12= の結果は
コスパ度/ワインの総括
コスパ度68.5円 ギリ定価でも、ふつうにリピートしたくなる味です。
初心者へのおすすめ度 : 喉越しはなめらかなので 5点満点で4点のオススメ