毎度こんばんわ。家飲み歴数十年、ワインコスパニストのブーです。
WCupサッカー、毎日熱狂的ですね。我が家ではかなり盛り上がっています。わたし的には、来年のラグビーWCup仏大会の方が興味100倍ですが‥。ココであまり醒めているとノリ悪いと、邪険にされるので、ほどほどにサッカーも追いかけます。
となれば、次の標的・最大の難関・スペインをワインでも分析せずにはいられません!
プルポ・ロコ ティント PULPOLOCO tinto 2020
ワイン購入価格20%OFFの特売日に、スーパーヤオコーで狙いました。特価750円(税別/825円税込)。元値の938円では対象外ですが、この価格なら、試してみるべきと購入です。
【メチャ結論いそぐ人へ】
この「プルポ・ロコ」を店頭で買う?買わないで、迷ったら!
飲んでみた感じ
クラフテッド・イン・スペインという表示ははじめてだな‥。ワインをクラフト?という表現が気になります。
■ワインオクターブ論的には
2/3オクターブ+1Hi
値段の格にしては、見せ場は少ないように感じます。
その理由
ラベル裏については、英語表記はされてます。日本で貼り付けたラベルには、型通りの最小限の表記以外に説明らしい説明はありません、残念です。
- 原産国 スペイン
- 2020年
- ブドウ品種 テンプラニーリョ100%
- アルコール度 13.5%(意外に高い)
- 添加物 酸化防止剤(亜硫酸塩)
- 輸入者 ワインキュレーション
表シールもなく、これではワイン棚の中で目立つのか?心配になる程です。
単独飲みのインプレッション
色 かなり明るい。テンプラニーリョの良くない方がでてしまった。
熟度 これで熟度をもとめるのはつらい。
でもこれが、本来のテンプラニーリョの味です。ずっとコレ系は飲んでましたから。
おなじテンプラニーリョでも最近飲んでいたイリルムや、有機ワインのソラスの味が、ある意味飛び抜けた例外的な存在だけです。
テンプラニーリョの中ではナチュラルな味でした。
答えとしては、いやらしくない酸味。トンガってはないタンニンは十分受け入れられます。赤い果実味を感じる爽やかな味わいです。
熟成タイプではないことは、おわかりのはず。飲める内にサッサと飲んだ方がいいでしょう。
メインは、牛豚ひき肉で千切りポテトと合わせてみました。新感覚の料理です。日本酒の辛い味が、サッパリめの赤ワインと合います。開けたてで、特別な「おいしさ」を感じないのに、ボトル半分近く飲んだ結果は、「辛め」料理とのマリアージュはGOODという証拠です。
VS G7 カベルネ とも飲み比べましたが、この料理だと味の差が少ないように感じました。もちろんG7は格上前提です。
リピート、濃さ、味の相性度
リピート度 ☆☆★★★ 2つ ひっかかるのは、最初の値付けのみ
味の濃さ度 ☆☆★★★ 2つ アルコールの高さからか、意外に辛味が濃く感じる
食べ合わせ ☆☆☆★★ 3つ 油よりも、塩・辛味だけで料理とも合うワイン
星の数は計7個 750円÷ 7= の結果は
コスパ度/ワインの総括
コスパ度107円。 ボディは軽いけど、軽い味ではないので「飲める」
初心者へのおすすめ度 : テンプラニーリョ入門としてはあり 5点満点で3点のオススメ。