ネームにつられたキャンティ対決 パラッティ・ヴェッキオ キャンティ 

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こんばんわ。家飲み歴数十年ワインコスパニストのブーです。

ワンコイン=500円前後で基本飲める、赤ワイン。意識して購入しはじめたのは、2016年くらいからで、実際のブログレビューは2019年1月から感想を書き始めました。

今日も飽きずにキャンティのレビューです。イオンで前からあって以前に飲んだ?と思いきや、まだトライしていなかったワインでした‥今日が初飲みとなります。

パラッティ・ヴェッキオ キャンティ Palazzo Vecchio CHIANTI

意外に高い730円(税別/803円税込)でした。

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以下はこのワインのレビューです。

まず飲んで

キャンティありすぎですね。金色のラベルだけでは、疑いなくセンシィ サッフォと勘違いしてました。

グラスの色はまばゆくキラキラ光ってます。 

まだこの時点でも、「おかしいな‥」と疑ったままです。

今まで飲んだキャンティやイタリアワインまとめはこちら。

ワインオクターブ論的には

半オクターブ

自分の舌を相当疑問に思いつつ飲む、今日のキャンティ。このオクターブでもまだ過大評価かも

その理由は

ラベル裏の情報です。以下にある危険なワードのせいで、いままで手をだしてこなかったかもしれません。

フルーティでスミレのようなヒントも香る赤ワインです。(濃い派には、買いたい気持ちを削ぐ表現です)豊かな味わいが口いっぱいに広がります」

 

  • 2018年 
  • 原産国 イタリア <produce of ITALY>
  • アルコール度 13% 
  • 添加物 酸化防止剤(亜硫酸塩、ビタミンC)、安定剤(アカシア)←ああ、という添加物の多さ
  • 輸入者 コルドンヴェール

インプレッション

  近年見ない明るい輝き。

熟度 キャンティの特徴である酸味が強く、重さがはかりにくい

ここまできてやっと、ラベル色は似ているけれど「センシィとは全く違う」ワインだ、と気づきました。ひどいですが、何事も思い込みはいけませんね。

フルーティ、ということばがある意味当たっているワインは少ないです。果実味ある、ということではありません。まだ熟成されていない、とは書けないので、フルーティといって大概ゴマかすのです。

比較のため同じキャンティのヴィッラ・ティナッチを取り出しました。

italia

こちらと飲み比べながら、少し悲しい気持ちになりかけました。

メインは、タイの香草付けオーブン焼きでした。おいしいメインなのに、残念ですがワインが両者とも映えない。希望は、キャンティらしさだけですか。

ヴィッラ・ティナッチは熟成にはまだまだでしたし、パラッティ・ヴェッキオは存在自体が軽いのにやたら酸味が舌に刺激してきます。

キャンティは甘みはないので、魚介類でもにがみを利かせた貝系のオードブルとか、ワイルド系なジビエ肉の方が合う気がします。

いずれにせよ、家庭料理として調理するのは、相当な習熟が必要でしょう。ムリっす。

ネームにつられて買った見込みの甘さ、を反省しました。番付表では前頭下位になりそうです。

リピート、濃さ、味の相性度

リピート度 ☆★★★★  1つ  この価格と添加物を見ると多分買いたくなくなりま

味の濃さ度 ☆★★★★  1つ  キャンティという名前にかなり「すが」ってます

食べ合わせ ☆★★★★  1つ  料理用ワインに直行の雰囲気が‥

星の数はシビアな評価になりましたが 計3個 730円÷3=  の結果は

コスパ度/ワインの総括

コスパ度は計算するまでもありません。これでも立派にキャンティです。

初心者へのおすすめ度 : 苦味のきいた料理が好きな人なら 5点満点で2点くらい

キャンティこそ、ビストロ・パスタ屋さん問わず、外のイタリア系の「お店で飲むべき」ワインです。

 

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