チリ カベルネ 食べ合わせの妙 ワンコイン濃いうま赤ワイン

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この半年くらいに飲んだ、おもなチリのワンコイン赤ワインを再び紹介。地方巡業の700円前後も通常の500円前後もチリも全部ごちゃ混ぜ状態の、バトルロワイヤルで。

キーポイントは、「濃い」「旨い」「力強い」という表現とされるチリカベと、同じチリカベ(チリのカベルネソーヴィニョンを略している)でも「まとまっている」「マイルド」「果実味」と称されるもの、はてには「軽め」「ジュース」とまで言われてしまうチリカベにどんな料理が相性がいい?のかをまとめたい

合わせる料理によってどこまで変わるのか?、謎が深〜いチリワインをしっていればもっと飲みたくなる

メニューのようにみていこう。(あまり紹介されない非メジャーなもの中心)相性までは長いので、飛ばしたい人は↓から

チリワイン紹介

Chile,cabernet sauvignon

カサ・シルヴァ・コレクション 899円

複雑さ、ベースに少し甘みを持つ

Chile、Cabernet Sauvignon

ガトー・ネグロ 500円

万人受けする甘み、厚みある香り。

Chile,santa carolina,cabernet sauvignon

エスト レゼルヴァ 726円

しっかり濃い。男性的

Chile, Cabernet Sauvignon

ポルタル・デル・アルト・レゼルヴァ 500円

万能なチリカベ 。ほどほどに濃い

Chile,cabernet sauvignon

ヴィノレジェンダ 598円

この辺りが標準的 まとまりあるが軽い

Chile、Cabernet Sauvignon

カルメン 780円

男性的な強さ。一本調子な味

エル・グラン コンプロット 398円

軽さ代表

我が家のメイン料理

相性の良さそうな料理をあげてみる。

主に『肉』グリル系(塩ベースでオーブン焼きやフライパン焼き、各種スパイスやニンニク風味もこちら)と『肉』ソース系(クリーム/ホワイトソース、バシル/トマトソース、ワイン煮等)

『魚』グリル系(バター焼き、塩焼き、オリーブオイル)と『魚』ソース系(アクアパッツア、照り焼き/しょうゆ味)に分けてみた。他はとりあえずなし。(中華はこってり系だし、和でも刺身さっぱり系があるが今回は除外)

マリアージュする?(表組み詳細紹介)

相性評価は ‥とても良い ○‥ほどほどに良い △‥普通 ▲‥できれば他を選ぶ ✖️‥合わせるには適さず  とマークで表示した。(一番右で見えないときは👉でうごかして!)

1回戦   肉グリル系 相性
カサ・シルヴァ 899円 これ系はステーキよね
ガトー・ネグロ 500円 後から味がおいかけてくる良さ 辛味スパイスでもOK
エストレゼルヴァ 726円 肉によっては男性的な個性がぶつかることも
ポルタルデルアルト・レゼルヴァ 500円 上3本↑比べなければ‥
ヴィノレジェンダ 598円 塩味メインなら、小ぶりに味わう前提で(肉合わせの標準)
カルメン 780円 ラベル買いや価格で選ぶと、落ち込むパターン ✖️
エルグラン・コンプロット  398円 肉✖️塩=いちばん選んではいけない取り合わせ ✖️
2回戦   肉ソース系 相性
カサ・シルヴァ 899円 グラタンまだまだイケる
ガトー・ネグロ 500円 上品さが逆に個性を消すかも
エストレゼルヴァ 726円 パワフルさがソースと絡む
ポルタルデルアルト・レゼルヴァ 500円 ソフトなトマトソースで。濃い目のバジル系✖️は避ける
ヴィノレジェンダ 598円 普通にいけるはず(この味あたりがスタンダードなチリ)
カルメン 780円 個性の無さから相性悪く、選びにくい
エルグラン・コンプロット  398円 チキンワイン煮のソースとして大活躍!飲むのは‥厳禁 ✖️

3回戦   魚グリル系 相性
カサ・シルヴァ 899円 焼きのみは‥むしろ刺身で ✖️
ガトー・ネグロ 500円 合うイメージがわかない ✖️
エストレゼルヴァ 726円 塩味を利かせたおつまみに
ポルタルデルアルト・レゼルヴァ 500円 アジのフライパン焼きしょうゆ味つけが意外に
ヴィノレジェンダ 598円 塩味にあうチリは万能
カルメン 780円 ブリのニンニク焼きと
エルグラン・コンプロット  398円 魚✖️塩は夏限定で、ノドを潤したい日ならば

4回戦   魚ソース系 相性
カサ・シルヴァ 899円 アクアパッツァは合わず
ガトー・ネグロ 500円 甘みサラッとした鰻蒲焼に意外に合わない
エストレゼルヴァ 726円 チーズやクリームと合わせるなら
ポルタルデルアルト・レゼルヴァ 500円 ソース系にもいい万能派だが、バジルソースは避ける
ヴィノレジェンダ 598円 少し軽めに感じる気安さが相性よし
カルメン 780円 ブルーチーズとアフターに飲んでもいい
エルグラン・コンプロット  398円 あえて軽さに合わせるならここ

メインとの相性 意外な結論

チリカベ は肉グリルとの相性が一番わかりやすい。「濃いめ」でパワフルなワインほど、「塩」で焼きっぱなし、で十分

濃いウマ番付に応じた評価で、ほぼ合っている。

でも、ソースやメインが「魚」の時は創意工夫すれば、軽めのチリカベ でも何とかなる。エルグランでもはじめからそういうワイン、と割り切って買ったならば納得いく。

 

全てのチリがワンコイン濃い赤ワインではない!
チリカベ を買う時は、家庭料理のメインを決めてから!
飲んで軽いワインなら、魚メインで暑い日に飲み直す

ということでご対処を。(フ〜。仕上げまで時間がかかった!)

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