コッレ・ディ・チプレッシ ロッソ フルボトル/イタリアの実力

この記事は約3分で読めます。

こんばんわ。家飲み歴数十年、ワインコスパニストのブーです。

雨の日が続いています。そのおかげで、外出した用事がこなせません。暑さからは少し解放されたものの「晴れ」はやっぱりありがたいです。

今日がいったい何曜日なのか、時間と日程の感覚がわからなくなってきました。

リモートの弊害ではないですが、閉鎖的な空間にいると(良くも悪くも)ひとりごとが増えます。ただ「自分との対話」は子供の頃から慣れっこですが、年を重ねるたびに、逆に子供の頃に回帰していくようで、不思議であり何か怖いです。

今日もイタリアワインのボトルに魅せられました。

コッレ・ディ・チプレッシ Colle dei Cipressi Vino Rosso

OKストアで買い込みました。699円(税別/768円税込)

【メチャ結論いそぐ人へ】

この「チプレッシ」を店頭で買おうかどうか、迷った人

このワインは「ステイ」でいいかも
 

まず飲んでみた感じ

ある意味イタリアっぽさ全開のワインです。その訳は後程。

ワインオクターブ論的には  

3/4オクターブ+1Hi

その理由

ボトルの形が素晴らしい。重厚感ある、丸みを帯びたシルエット。このカタチ、見た目にまず魅かれました。

説明書きはありませんので、WEBでググってみると、一番濃い説明は販売のポンパレモールにあります。

 

  • 原産国 イタリア
  • 品種 モンテプルチアーノ
  • アルコール度 12%
  • 添加物 酸化防止剤(亜硫酸塩)
  • 輸入者 モンテ物産(老舗)

単独飲みのインプレッション  VS グラナテイ

  サンテと比べると明るいが、平均的な明るさ

熟度 ぶどうの質から言って「熟」タイプではありません

色は、イタリアワインのグラナテイの方が「濃く」見えました。

懐かしい。ぶどう品種のモンテプルチャーノ(モンテプルチアーノ)は、カステッリ・ロマー二のブレンド以来です。

ワイン飲み始めの頃(30代前半)は、安イタリアワインを飲むとほぼぶち当たる品種の一つでした。しかも、POPでよろしくないモノがほとんど、という記憶になります。それ以来ほぼご無沙汰してます。

意外に渋めの酸と辛さがありますね。ボディは思ったほどの厚みはなく、ボトルは単に見掛け倒しです。(生産者の想いは買いますが‥)

メインは、タイの柵オーブン焼きにラタトゥイユソースを添えました。グラナテイと対戦すると、味は対照的で、甘さVS軽渋み という戦いになります。

チプレッシは明るい赤果実の香りが漂い、イタリアワイン感が存分に出てます。ただこのモンテプルチアーノが、私の中では「コク」の点でどうしてもプラスに思えません。もはやこれは、トラウマの領域に達してます。

Nero D’avola

となれば対戦はグラナテイが勝利です。

リピート、濃さ、味の相性度

リピート度 ☆☆★★★  2つ  ブドウ品種をわかりやすく出さないのは「卑怯」です

味の濃さ度 ☆☆★★★  2つ  軽いのはわかってますが、軽過ぎではない味です

食べ合わせ ☆☆★★★  2つ 今日のお魚には抵抗ありません

星の数は計6個 699円÷ 6= の結果は

コスパ度/ワインの総括

コスパ度116.5円。  イタリアっぽさは全開です。

初心者へのおすすめ度 :パーティに映えるワインです 5点満点で2点のオススメ。

極論、ワインも深酒すれば何でもおいしくなります。というか、味がわからなくなる、が本当のところで、ただただ流し込むだけで麻痺してます。その結果翌日二日酔いに、という経験を何度もしました。ワインが悪い?のではなく、パーティの「雰囲気に飲まれた」のが正解です。

 

タイトルとURLをコピーしました