イ・バルジ ヴェネト とてもメルティ〜

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毎度こんばんわ。家飲み歴数十年、ワインコスパニストのブーです。

今日はドンキに行きました。少し遠いのでしばらく足が向いていませんでした。

新規ワインあるやん!とよく見ると

ビタミンCやアカシア入りでとても残念です。メーカーの想いなので全くそれはそれでいいのですが

その添加物の足された味に、安ワインが結構悪い方にひきづられてしまうこと。それが、他ワンコインワインと比べあまりにも差が違うので、添加物抜きのワインしかレビューしません。同じ土俵ではツラいでしょう。ブログでも今期途中から、常にラベルの裏の添加物表記に気をつけて、買うか買わないか決めています。残念。

ドンキのワインコーナーに米国で何万本と売れた実績あるワインがあり「いいね」!と思いましたが、添加物ありすぎで結果引きました。買いません。

買ったのはイタリアのコレ。

イ・バルジ ヴェネト IBALZI Rosso Veneto

880円(税別/968円税込)という価格で買えました。

【メチャ結論いそぐ人へ】

この「イ・バルジ ヴェネト」を店頭で買う?買わないで、迷ったら!

「買っても」問題ありません

まず飲んでみた感じ

全体的には軽量級ですが、「ニクいね」と呟きたくなる個性がムンムンしてます。

ワインオクターブ論的には  

半オクターブ+2LO

不思議な魅力があります。度数14°Cのマジックか?

軽いくせに、味がある。

その理由

ラベル裏はまあまあ書き込みがありました。

「フレンチオーク樽で熟成させた、繊細な赤い果実の香りにコーヒーやチョコレートのニュアンスが感じられ、完熟した果実の濃厚で肉厚な味わいが魅力」

 

  • 原産国 イタリア
  • リーファー/定温輸入
  • アルコール度 14% (エクストラな濃さ)
  • 添加物 酸化防止剤(亜硫酸塩)
  • 輸入者   重松貿易

毎度のジルベール&ガイアールの受賞シールはもちろん、さらにボトルに貼られた金色シールが、「金賞」強調されてました。

単独飲みのインプレッション VS マリウス

  かなり明るめです。不安になる一歩手前くらい 

熟度 ウルトラスムーズな味わいの中に、果実の熟度を感じます

とろけそうなほど、ワインがメルティな果実味でいっぱいです。

このイタリアはネットで検索しないと、正体がわからない、コルヴィーナ・ヴェロネーゼです。これが今までさんざん酷評してきた、ヴェネトのヴァルポリチェッラの主要品種とは思えません。ビックリ。バルドリーノもブドウ入っていたか‥。

ヴェネト州産ワインと聞くとねちっこいイメージがあります。いい意味「熟」ってます。これが、イ・バルジはここまで酸味もなく、異常にまろやかで、果実味いっぱいのワインになるか!と思うと「ヒデキ感激」?です。

日本に入ってくる、いわゆるイタリアものらしくない、個性ある赤ワイン。これからも応援したいワインです!

メインは、今日も肉肉しい、豚肉薄切りのフライパン・カリカリ焼きでした。ワインが豚の甘い脂に負けてません。むしろ一体化して飲みがススみます。おいしい〜

強敵、甘辛王子、マリウスと対戦しました。

France、

マリウスも時間が経つと、甘さよりも「辛味」が強くなってきます。上質のタンニンの辛さで飲ませる、というクオリティの高い攻め方で勝負に望んできます。

イ・バルジは、柔らかな「まろみ」味、ナイーブな軽口が個性なので、似て非なる戦いで面白かったです。

女性だったら、感じ方が「逆」かもしれません。濃さを取って私的にはマリウスの勝ちです。

リピート、濃さ、味の相性度

リピート度 ☆☆☆★★  3つ  イタリアものでは、味わったことがない味が興味深い

味の濃さ度 ☆☆☆★★ 3つ   軽いクセに濃い。アルコールも高いし、なんだろう

食べ合わせ ☆☆☆☆★  4つ  ここは参りました。豚肉合わせにはベストワインのひとつです

星の数は計10個 880円÷ 10= の結果は

コスパ度/ワインの総括

コスパ度88円。 イタリアワインの新領域・新発見でした

初心者へのおすすめ度 : どんな女子でもこれはイケます 5点満点で5点のオススメ。

軽さとアルコール度、果実のバランスが、イタリアワインとしては高水準にあるワインです。飲み口がとてもスムーズですぐわかりやすいのが最大の特徴でしょう。

 

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