びっくりした!メジャーワイン イエローテイル・カベルネ・ソーヴィニヨン

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毎度こんばんわ。家飲み歴数十年、ワインコスパニストのブーです。

電車の信号機故障で、90分車内にとじこめられました。ややツイていない日です。

イトーヨーカドーで期限ギリギリの割引きレシートをもらっていたので、メジャーワインを買い込みました。実はまだ飲んでいないことが判明した、豪産のカベルネです。

イエローテイル カベルネ・ソーヴィニヨン  Yellowtail cabernet sauvignon

ヨーカドーの150円割りクーポンを適用して727円(税別/799円税込)。これでも地方巡業クラスは確定です。

2019年?値上げ前は798円だったので、隔世の感あります。(現在897円税別定価)

cabernet sauvugnon

もちろん、イエローテイルのシラーズは何回もリピートしている常連です。でも、なぜか他の品種は飲む気がおこらなかった(さぼり)のが事実です。思い出のワインになってました。

まず飲んでみた感

  特徴的な色は感じません。ごくごくノーマル

深み 濃さは時間とともに変わりました

ワインオクターブ論的に  味付けは

4/5オクターブ+1Hi

開栓したては何ともかんじなかったのに、翌日は別人でした。

味や香りが、時間置くほどに大きく変わるので、ある意味要注意

その理由

ラベル裏の表記は、特別変わった表記ではありません。

「世界的にポピュラーなブドウ品種。(注釈:カベルネ・ソーヴィニヨンのこと)パワフルでしっかりとした味わいです。カシスの香りと力強い果実味が特徴」

「カセラ・ファミリーは、何世代にもわたりワイン造りを行う家族経営のワイナリーです。「イエローテイル」には、ワイン造りの伝統と情熱が込められています」

  • 原産国 オーストラリア
  • 味の厚み フルボディ
  • 飲み頃温度 8〜14°C
  • アルコール度 13.5%
  • 添加物 酸化防止剤(亜硫酸塩)
  • 輸入者 サッポロビール

インプレッション VS フロンテラ CS

びっくりしました。その変わりように。

当日開けたての感想は、特別感もないし、13.5%の濃さの割りには味を感じない。ノーマルのフロンテラと飲み比べて、正直ガッカリしていました。

ところが、翌日今季イチバンの寒さの中、あたたかめの夕飯(めかじきバター焼きバジルソース)とともに口に放り込んだ瞬間に「カン違い」に気づきます。

「こんなにおいしかった??」

全体的に辛口の中に、しっかりしたボリューム感、果実の広がり。初日でも「辛さ」だけは十分に感じましたが、軽い渋みやタンニンの方を先に感じてしまって、さほど‥という普通の評価をしてしまうところでした。

これは違います。失礼しました。地方巡業クラスの中でも十分に戦える戦力を有していることがわかりました。

VSノーマルのフロンテラと初日勝負。素直に、オークの香りではフロンテラに負け、飲みやすさのみ引き分け、開栓数日経ったいわば2軍落ちした(味が飛んだ)フロンテラにも負けていました。

cabernet sauvignon

2日目は、単独飲みでしたが、オーストラリアらしからぬコク、深い果実味、全てが別世界。こちらが本来の実力としてレビューします。これなら、フロンテラに負けるはずがありません。

リピート、濃さ、味の相性度

リピート度 ☆☆☆☆★  4つ  これなら俄然飲みたくなった

味の濃さ度 ☆☆☆★★ 3つ   開けたてから変化する感じを楽しんで

食べ合わせ ☆☆☆★★   3つ  肉魚とも相性いいはず。果実味の濃さは意外だった

星の数は計10個 727円÷ 10= の結果は

コスパ度

コスパ度は、72.7円  数字以上においしいです。惜しいのは開けたての実力が半分なこと

初心者、おすすめ度は 5点中3.5点 飲みやすさとコクの異なる魅力を兼ね備えます。

これがサッポロボールの普及用に出す実力か、とあらためて感じました。フロンテラに肉薄どころか、お値段次第ではコノスルにも匹敵する可能性を感じました。
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