フロンテラ対決 プレミアム・カベルネ・ソーヴィニヨンVSノーマル・カベルネ・ソーヴィニヨン

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毎度こんばんわ。ワインひとすじ・家飲み歴数十年、自称ワインコスパニストのブーです。

プレミアムの味比べのために、この秋にNEW!ラベルとなったフロンテラのカベルネ・ソーヴィニヨン(ここではノーマル、と呼びます)リピート買いしました。比較対決です。

2日にわたって、肉・魚メインを変えて飲んでます。あらためて、両者ご紹介すると、

フロンテラ・カベルネ・ソーヴィニョン  張出大関(東) 2021年11月場所 番付表

今年10月にリニューアル。536円(税別・589円税込)

cabernet sauvignon

迎えるはメルシャンの要望で作った企画モノ? フロンテラ・プレミアム・カベルネ・ソーヴィニョン  番付未定(12月場所で確定)

2割引で手に入れたため同じ土俵扱いとして、558円(税別/613円税込)

cabernet sauvignon

アルコール度は、どちらも12%   チリのカベルネ・ソーヴィニヨンで、ワイナリーも同じくコンチャイトロ、飲み頃温度も同じ(14°C前後)です。味付けもチャートが全く同じでした(面白くない)

甘辛度  辛さ   渋み   味の厚み 4 

自分の試飲結果は、同じにはなりません。違いは確実にあります。

コスパ比較

ノーマル  @59.8円(536円購入の場合)

プレミアム @69.7円(558円購入の場合)

ここでの勝負はノーマルのフロンテラ。総合力でいくと、売値は安い方が勝てます。

味比較

ノーマルはとにかく、甘さとオークの味つけ感で、味つけすぎ?くらい、カベルネ本来の方向ではありますが、手を入れすぎ(人工的)にも見えます。

プレミアムは、すっきりした果実味中心で、辛さが立ちます。

となると味は好みですが、初日の『めかじきの切り身チーズバター味』の場合は、カベルネの辛さが合ってプレミアムの勝利ですし、2日目の『豚肉とポテト細切り炒め』は、調味料に入れたみりんと甘みが相まって、ややノーマルフロンテラの方が優っている感じでした。

旨味と総合力

ともに標準以上のチリ・カベでした。

ただ果実味でまさりたい気持ちはわかりますが、番付では上のノーマルフロンテラは、味のまとまり方がやや中途半端かもしれません。また開栓後2日目に、この手ではめずらしく初日より味が落ちました。

一方、プレミアム・フロンテラは、味の奥行きはノーマルには勝るものの、同シリーズのナイト・ハーベストには大きく遅れをとります。

この両者の勝負はプレミアム・フロンテラですが、割引等で安く手に入れた場合の「限定」判定。

普段は、ノーマルのフロンテラを買って、味が変わる前に飲み切ることさえ心がければ、全く問題ありません。コスパ的にもその方がお徳に感じられるでしょう。