マヨラール クリアンサ 不当評価に喝か?マヨラーにもグー

この記事は約3分で読めます。

こんばんわ。家飲み歴数十年、ワインコスパニストのブーです。

土日ともぼ〜っとしていた、めずらしい週末でした。これからの自分をどうしたらいいか、迷いながらも方向を決める週末でもあったので、本能の向くまま過ごしました。

逆にその自然体から「何か」を教えてもらった感じです。

土曜は今までのワインだったので、今日はスペインの新規で攻めます。今月・4月末までには、春場所の番付表をアップさせましょう。

マヨラール クリアンサ MAYORAL Crianza 2016

スペインのブレンドワインですね。やまや価格で、800円(税別/880円税込)とはまあまあのいいお値段です 。

【メチャ結論いそぐ人へ】

この「マヨラール クリアンサ」を店頭で買おうかどうか、迷った人

軽いのは承知で「買っていい」ワイン、とします
 

まず飲んでみた感じ

全てモナストレル?ではない感じでした。

ワインオクターブ論的には  

3/4オクターブ+1Hi

こちらは割と感じのいい、スペインものです。

その理由

いつも参考としている、裏ラベルの日本語説明ですが、ここの輸入会社はあまり多くを語りません。プラス情報はネットに(vinica)頼りました。(以下青文字がネット引用

 

  • 原産国 スペイン
  • 味わい Smooth
  • ミディアムボディ
  • ブドウ モナストレル/テンプラニーリョ
  • アルコール度 13%
  • 添加物 酸化防止剤(亜硫酸塩)
  • 輸入者 コルドンヴェール 

vinicaの星数は低いようですが‥。私の評価は少し違います

単独飲みのインプレッション VS オー・ブルボン

  比べてみると(SI)こちらは標準的な明るさです

熟度 開けたてには感じません 明日以降に期待です

単純にいうと飲みやすさ、マイルド、超スムーズとなります。

ネーミングではないけれど、「マヨラー」の好みには合うかもしれません。その理由は、マヨネーズの濃い味付けには、少し柔らかめのスムーズなワインがいいから、と思います。

これも、クリアンサの称号ゆえですか? ああ、ここまでいくとドン・ルチアーノのクリアンサと飲み比べたい、と強烈に舌がもとめてきました! ラベルの芸術性もどこか似てますし。

肝心の味はかなりソフトです。ボディ自体は軽いですが、それほど「味」にまで影響しません。むしろ、プルーンの果実のような渋み味と香りが、本格的に感じ取れます。

わたし的には、こういうワインこそもっと評価されるべきワインだ、と言い切ります。

少し高めなのに味が安定しない他のスペインワインが乱立している、のが全体の評価を落としている要因かもしれません。

メインは、豚ロースのカリカリ焼きです。油の味が濃いせいか、ワインはいい意味干渉しないため、いくらでも濃いおかず(野菜)とともに、おいしくいただけます。

オーガニックのテンプラニーリョ100%の VSシー(SI)と対決しました。

同じスペインでも、「濃さ」の内容が違います。スパイシーな後味と、芳醇さ。見た目では負けるのに飲むと、シーの評価がまた上がる‥。とてもおもしろい対決です。

濃さと味わいの差で、シーの勝ちでいいですかね?

リピート、濃さ、味の相性度

リピート度 ☆☆☆★★  3つ  また飲んでもいい、と思えるワインです

味の濃さ度 ☆☆☆★★  3つ  マイルド&スムージイですが、濃さは感じます

食べ合わせ ☆☆☆★★  3つ 濃いめの肉やソースがあうようです

星の数は計9個 800円÷9= の結果は

コスパ度/ワインの総括

コスパ度88.8円。  やまやの500円シリーズとの対戦がまちどおしい

初心者へのおすすめ度 : これは飲みやすさで 5点満点で3.5点のオススメ。

こういうタイプのスペインワインがあるから、おもしろいのです。やまやも、昔からこのマヨラールを入れていたんですね。棚にあることに気づいていませんでした。

 

タイトルとURLをコピーしました