ジャン・バルモン カベルネ・ソーヴィニヨン かなり上品な仏のCS

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こんばんわ。家飲み歴数十年、ワインコスパニストのブーです。

今週は雨が続きましたね。暑さもゆるんで少しほっとしています。やっときた週末です。

このワインは、何度も飲み比べて確証を得たのでレビューする気になりました。

ジャン・バルモン Jean Balmont cabernet sauvignon 2020

フランス・ラングドック産でカベルネですが、割引率間違えましたね。反則ですが参考までに998円(税別/1097円税込) です。ヤオコーのワイン2割引の日に買いました。

【メチャ結論いそぐ人へ】

この「ジャン・バルモン」を店頭で買おうかどうか、迷った人

Jean Balmont
「買い」です。ワンコインワインではありませんがすみません
 

まず飲んでみた感じ

スーパー上品なカベルネです。

ワインオクターブ論的には  

3/4オクターブ+1Lo

黒果実というか胡椒味というか、いろんな味が溶け込んで一体化してます。

その理由

裏説明はシンプルです。詳細はネットで検索しました。(WEB情報は青文字

「dancyu」で騒がれたのですか‥その手の輩は好きそうだ〜

3,000円クラスかと思った!ブラックベリー、杉の木を思わせる香りが溶け合い、しっかりしたタンニンと酸味・果物味がある複雑かつ逞しい重厚な味わいが特徴の重口赤ワインです。

 

  • 原産国 南フランス ラングドック地方
  • 料理との相性 ステーキ、こってりとした肉料理
  • やや重
  • 2020年
  • アルコール度 13%
  • 添加物 酸化防止剤(亜硫酸塩)
  • 輸入者 JSRトレーディング

単独飲みのインプレッション 

   味の割にかなり浅く明るめです。

熟度  厚みは残念ながら中重量級以下になります

ヤオコー20%OFF DAYだったので、本当に気負わず何気に選んだ1本でした。(実は計算を間違っていましたが)

本格派のフランス・カベルネです。

特に香りが、少し変わり者です。ベリー系の黒果実なのか、なめし皮的な要素なのか、オーク香なのか、全てを含んだスパイシーな味が、はじめに舌に乗ってきます

そして後から、喉までいくあいだに「ふわっ」と軽くエレガントに甘さまで感じるほどに溶けていきます。

本場・仏ワインが、ペイ・ドックでもその実力を丸出しにします。

残念なのは、売価だけ

「3000円クラス、が1000円代で飲める」楽しみ?は確かに素晴らしいことでしょう。

でももっと売値が低い、1000円を切る価格でもこの味に匹敵する赤ワインもあるので、このコトバの価値は、コスパ重視マニアにとっては「ズン」と下がります。

メインは、生シャケのバターソテー、翌日は豚ロースのカリカリ焼きと試しました。

初日のバターの塩味との相性が何とも「心地よい」 塩も切れたので、新しく購入した瀬戸内海産の塩がマイルドで効きが、何とも快適なのです。肉の油とも相反しません。納得しながら、お腹にドンドン吸い込まれていきます。美味しい

同じフランスで少しパワフルな横綱、バティス・ド・マルキ CSと飲み比べました。

France,cabernet sauvignon

このバティスは体格・骨格が重く太いので絶対的に優位でしょうか。ジャンは少し貴族階級から下野(げや)したワイン、見た目は華奢でボディラインは細く、上品さを捨てることはできません。

ここはバティス・ド・マルキの勝利です。ジャン・バルモンの売価がなんとも惜しいです。

リピート、濃さ、味の相性度

リピート度 ☆☆☆★★   3つ   自分基準(コスパ)ではリピートせず、他をのみます

味の濃さ度 ☆☆☆★★   3つ  旨味ふくめた味はたいへんよろしいです

食べ合わせ ☆☆☆☆★   4つ 「塩」との絡みかたはさすが仏ワインの深さを知れます

星の数は計10個 998円÷10= の結果は

コスパ度/ワインの総括

コスパ度99.8円。  引っかかるのは購入価格だけで、後はかなりいいです。

初心者へのおすすめ度 : ライトでも古典的な味わいの好き嫌い 5点満点で4点のオススメ。

少し高いワインを買いました。番付表的には参考枠扱いとしますが、かなり美味しいワインの部類に入ると思います。

 

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