毎度こんばんわ。家飲み歴数十年、ワインコスパニストのブーです。
近所のイオンもかなり変わりました。イチバンはワイン棚揃えが貧素になったこと。本来の目的は、しばらく見ない「リトルペンギン」を探しに行ったのですがこのワインもう絶滅危惧種ですね。わたしの近所で可視化できない場合、冬の番付表からは外すことになります。(自分基準)
その代わり、といっては何ですがまだ飲んでいなかった貴重な、チリワインを見つけました。
それがこちら。
ラユエラ カルメネール RAYUELA reserva carmenere 2019
残がほんの少しだけでしたが、まだ880円(税別/968円)で買えます。
【メチャ結論いそぐ人へ】
この「ラユエラ・カルメネール」を店頭で買おうかどうか、迷った人へ

まず飲んでみた感じ
チリらしさとは、ボリューム感重視だけではありません。
■ワインオクターブ論的には
4/5オクターブ+1Hi+1Lo

味のバランスが良く、適度なボリューム感があります。
その理由とは‥
イオン系列のコルドンヴェール的には、意外に詳しく説明しています。
「スペイン語で『石けり』という名前のワイン。世界中で人気のこの遊びのようにお楽しみくださいという願いを込めました。ブルーベリー等の甘い香りとラズベリーやプラムを感じながら、しっかりとした味わいを長く楽しめます。」
- 原産国 チリ
- 味わい SMOOTH/ミディアムボディ
- 2019年
- アルコール 14%
- 添加物 酸化防止剤(亜硫酸塩)
- 輸入業者 コルドンヴェール
ワインの首にかかったPOPには 「サステナブル認定ワイナリー」という表記がありました。自分的には「ワンコインワイン」では初めて見る表現です。

単独飲みのインプレ
色 平均よりかなり濃い、見た目です
熟度 果実の熟成度を感じる
チリワインをあまり飲めなくなると(リピートが多く新規ワインがもうないから)、カベルネだけでなく本日飲んだカルメネールも、当然登場回数が減ります。
このラユエラも、昔からラベルには覚えがあったので、当然もう飲んだ気でいました。完全に見落としてました、すみません(まだカベルネまである)

特徴は時間が経っても「ブレ」ない味。本来持っているカルメネールのパワーを感じました。
辛味のバランスは、アルコール14%の高さありきで成り立ちます。カルメネールの甘みがさほど強くなく、豊かなベリー系の果実の香りとしっとり感が、最初から感じられます。
舌に少し「自然派」っぽいオーク樽感が残るのは、サステナブルな造りのせいでしょうか??
メインは、この季節の定番。ラザニアです。少し寒くなってくると俄然食べたくなります。チリワインのコクある味には合います。このラユエラにももちろん、抜群のマリアージュです。最高。ただ魚の塩焼きとか、塩・しょうゆ系のシンプルな味付けには、少し相性がわるいかもしれません。
リピート、濃さ、相性度
リピート度 ☆☆☆☆★ 4つ なぜこの味に気づかなかったのだ?
味の濃さ率 ☆☆☆☆★ 4つ 14%のマジックはかかってます
食べ合わせ ☆☆☆☆★ 4つ 濃いソース系にはベストです
星の数は計12 880円÷12= の結果は
コスパ度/ワインの総括
コスパ度73.3円 最近のオチャガビア・リゼルバよりはるか上行きます
初心者へのおすすめ度 : カルメネールに抵抗なければ推し 5点満点で4点のオススメ