毎度こんばんわ。家飲み歴数十年、ワインコスパニストのブーです。
本日は、待ってました!月イチのワインラバー垂涎、スーパーヤオコーのワイン20%OFFの特売日です。
しばらく飲んでいなかったメルローで、番付的には前頭中位の「B」評価だけれども
バティス・デュ・マルキ/メルローが少し気になってリピート買いしました。
割引価格になると、なんと718円(税別/789円税込)。とてもお得!ヤオコーサマさまです。
過去のレビューはこちら。2021年2月。
バティス・デュ・マルキはカベルネ・ソーヴィニヨンばかり脚光をあびるので、対照的にメルローが軽んじられる傾向にあります。リピート試飲+対決でメルローが再評価されますか??
VS ファレスコ・ウンブリア
一口飲んで第一印象が変わらないのは、バティスの体力的には確かに「軽め」、ということ。最初のレビューでは、半オクターブプラス‥という散々の評価でした。
色も明るいし、対決ではかなわないかな?と思っていましたが‥
辛さ全面に押し出す、ファレスコ・ウンブリアを前に善戦してます!
バティスは以前も、濃いめの伊のサンジョベーゼ、コルディ・デ・コンティにも負けていませんし、大物食いの素質があるのかしら?
同じ「辛め」のメルローでも、クオリティと構成が違いました。
バティスは時間を置くと、ファレスコよりも最初に感じる果実のバラエティ感が豊富です。気温が冷えている状態よりも、少し春先〜夏前の方がよりいい味になるかもしれません。
後からジワジワと「辛味」がくるタイプです。
ファレスコは、こもった味のタンニンが効いていて、より深みを感じる重層構造になってます。辛味もツンからぐいぐいと折り重なるように、メルローの辛味が続々に襲ってきます。
総合的にメルローの「辛味」が強いタイプです。
ボディは軽いけれども、メルローにそんなにくどい味はもとめず、魚料理とサクッと飲みたい人には、バティスでいいし、塩味や唐辛子系の辛い料理とともに味わうには、ファレスコが向いていると思います。
ちなみに本日のメインは、豚ロースに香辛料で味付けした「カリカリ」焼きでした。ロースの脂身をニンニク風味で食べるイメージです。こちらをベースで考えると
対戦結果はファレスコ・ウンブリアの勝利です。より辛いワインが合ってます。アフターワインでは、バティスもいい香り出してました。両者ともおいしいです。
メルローのバティスもこれで十分評価上がりました! 次の番付では上がりそうです。