シラーその他対決 ヴィエイユ・ヴィーニュVSイエローテイル連合

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毎度こんばんわ。家飲み歴数十年、ワインコスパニストのブーです。

この1週間は迷える日が続きました。実家の母の容態が悪く、入退院を繰り返すなかでとうとう最終的な判断を受けてしまいました。

コロナの関係もあり、直接面会できる機会もないのでこのタイミングで会いに行きました。その後はまたゲットミーダウン。ブログを書く気力がありませんでした。

お互いにことばが通じ合わない?感はあっても、本当に伝えたい、気持ちは伝わっていると今は信じています。

ここ数日は、上位ワインでも飲んで気を晴らそうと思っています。

しばらくエントリーしていないワインのひとつ、シラー・ヴィエイユ・ヴィーニュのリピートです。

ヤオコーの購入価格は、2割引特売DAYで766円(税別/842円税込)でした。

Chavalier de Caylus

2021年には最上位(当時)の横綱・VSマノワール・グリニョンとも対決してました。(23年現在は大関で同格)正確には、シラーブレンドですけどね。

Cabernet Syrah、France

23年冬場所では、変わらず東の大関をキープしています。これはえらい。でも2021年よりも売価は上がりました‥。

当時の2019年産と今回の2020年産の差は、感じません。こちらメインで今回は対決レビューします。

VS  イエローテイル シラー

おいしいシラーズの代表格!といえば、当然あがってくるイエローテイル。今までのシラー対決では、フロンテラやレンマノには勝利し、変わり者の甘シラー、ドルンフェルダーにも余裕勝ちしています。

ヴィエイユ・ヴィーニュとの対戦はいかがでしょうか?

OZ, Shiraz

ヴィエイユの上質感、が素晴らしい。ここに尽きます。

シラーのタンニンの渋みを見事に昇華させた、洗練された辛さ。確かにボディは少しイエローテイルの果実の重みに負けるかもしれませんが、トータル的な味の良さとまとまり感あるクオリティは、ヴィエイユの方が高いです。

ただイエローテイルは、本当にわかりやすい「甘み」をたたえた味です。初心者からベテラン高齢者まで、この味を「嫌い」な人はワンコインワイン好きの中ではいないはずです。

勝負としては、とても楽ししく味わいました! ヴィエイユ・ヴィーニュの勝利です。

VS  イエローテイル メルロー

シラー対決ではありませんが、同じイエローテイルでも同格の西大関・イエローテイル・メルローとはいかがでしょうか?

OZ,Merlot

実はシラー単独で「おいしい」ワインの存在は、とても少ないです。(ワンコインワイン限定で)

なので、カベルネ・ソーヴィニヨン比較はもちろん、メルローにも総合的に比較すると、シラーはブドウの実力的には劣ると思ってます。

代表的なブドウの単純な好みは、 カベルネ・ソーヴィニヨン カルメネールメルローシラー>>>>>>>> ピノ・ノワール の順です。(みなさんもご存じと思いますが、私的にワンコインワイン限定での比較)

それでも、番付的にはシラーのTOPを張っている、ヴィエイユ・ヴィーニュには意地でも頑張ってもらわなければなりません!

今回メインは、挽肉とナスの中華甘味噌味、鶏肉のワイン煮、と濃い料理が続きました。その中で番付でコノスルの次に、メルローでおいしいイエローテイルのパワーは凄すぎです。メインの甘辛感を超えて、ワインがぐいぐいと迫ります。洋酒漬けプラムが入ったチーズとも相性抜群でした。ヴィエイユのダークチェリー味ともマリアージュしますが、超えられた‥

ここまで圧倒的な果実のボリュームと甘み感があると、さすがのヴィエイユもふっとばされます!

イエローテイル・メルローの勝利です。

ラユエラのCSも含め、このイエローテイル・メルローはかなり脅威的なうまさ、持ってますね。

はじめにシラーのおいしさを知ったのは、豪/OG産のシラーでした。普段硬いイタリア、スペイン産のワインを飲んでいた当時は、豪のシラーは衝撃的だったことを覚えています。仏でシラーは相当頑張っていますから、ヴィエイユがんばれ!
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