10月で500円前後のワンコインを飲んだのは計8本だった。疾風怒濤のワンコインを品揃えする“やまや”のワインはどうなる?



横綱(東) COSECHA コセッチャ
横綱(西) HEROES ヒーローズ
張出横綱(西) TIERRA NUEVA ティエラ ヌエパ
横綱はBig3。ここは直対決してもスグに弾きかえされる試合強者だ。
大関(東) STAMP cabernet スタンプ・カベルネ

オーストラリアから出た驚異のコスパ、38.4円のカベルネ、ハーディーズ・スタンプが大関に(byやまや)。長く豪でトップをはってきたレッドウッドをやっと弾き飛ばした猛者だ。パワーとやわらかさ、深みを同時に持ち合わせるスタンプ。これから秋冬に繰り返し飲んで、横綱まで手が掛かるか、飲みどころ満載の1本だ。
張出大関(東)ALPACA アルパカ
張出大関(西)CONDOR コンドル
季節的にミシェル・トリノは、12月以降の秋冬ではメインに合わず実力落ちか?
関脇(東) SANTA cabernet Syrah サンタ
(西) PUDA プダ・カベルネ
小結(東)CANEPA カネパ カルメネール
Cantine Lavorata カンティーナ ラヴォラータ
関脇と小結の差、って意外に高く歴然としている。その意味としては、大衆性というか、名の知られたどこでも見かけるメジャー感か。実力的には差はない、というか対戦すればどちらかが圧勝するほどではないが、何も知らない一般人に選んでもらえない?悲しさを含んでいる。
イーグルホークも豪の赤として、個性もありおいしいワインなのに、メジャー級のウルフブラス社でさえ日本ではなじみが薄い。東の小結という位置にとどまらざるをえないが、隠れた宝石の一つ。見かけたらぜひトライしてみて!

ミラモンテ 、ポールローランも秋冬は、実力者に押され気味。12月以降はこの番付は保証されない。
相当迷ったが、ポルタル・デルアルト・レゼルヴァは、普通のポルタル・デルアルトととも比較してチリカベ の味わいが深く、上位表に来るかと思った。迷った時に「思い出せる」のが上位ワイン。その味にピン!とこないうちはまだ認知が足りないのかもしれない。
他の、マクルー、クマラ、スタンプシラーズ、ツーカンガルーズはまた明日以降で検証したい。