ラグビーワールドCupも終わったが、昨日は仏のカベルネシラーズを片手(予想外においしい)に、生ハム・チーズ&クラッカーという完全オフスタイルでテレビ観戦した。ワインのレビューは番付発表あとになるが、ビール以外のワイン観戦もまた格別の味わいだ。
ほぼほぼ700円以上とそれ以下で分けた番付表。地方巡業は、その高いほうの価格で飲める赤ワインのレビューのことで、月毎に評価し相撲の格付けにならって発表している。
10月は対象が2本。KWVのピノタージュとポルトガルの孤高の騎士バルカトリナ、がどの位置か?



横綱(東)Tierra Nueva reserva ティエラヌエパ・レゼルヴァ
横綱(西)Cono Sur コノスル
横綱(西)Robert Mondavi Woodbridge R/モンダビ ウッドブリッジ
正横綱陣は堅い。チリカベ2強とUSA/カリフォルニアワインというどれも正統派な濃口赤ワインとなる。
張出横綱(東)REALES VINEDOS レアルスビニェードス
張出横綱(西)Cono Sur コノスル メルロー
張出横綱(西)VALCATRINA バルカトリナ
ここで新たな個性、ポルトガルの刺客あらわる。その名もバルカトリナ。リトルペンギンを大関に陥落させ、「甘王」としての地位を奪取した。カルディのワンコインとして安くなっていたら、ぜひお試しあれ。

大関(東) CANEPA Reserva カネパレゼルヴァカルメネール
大関(西) LOMAS de MELOZAL ロマスメロザル
張出大関(東)Tres Medallas スリーメダルス
(西)CANEPA Reserva カネパレゼルヴァ カベルネ
大関陣は、旧濃い甘の城主だったリトルペンギンが落ちたため混戦、対戦によっては、陥落する力士も今後でてきそうな気配だ。ストレートな濃いチリカベ だけでなく、ここは凝縮味だけなら横綱に負けないワインが揃っている。ただし、一本調子なだけに「飽き」がきて物足りなさを感じてしまうかもしれない。
関脇(東) WILLOBANK ウイローバンク
(西) YELLOW TAIL イエローテイル シラーズ
関脇の中では一番「甘い」フェイスの力士なのはイエローテイル。「没」個性派(おいしいけど)でひとつの技にこだわる頑固なタイプ。
小結(東) ASTICA アスティカ
アスティカは小結に落とした。小結は個性派揃いで、その中にKWVという出自、毛並みの良さを買って、ピノタージュが乱入してきた。

前頭上位 CHIAITI il Baggio キャンティ イルバッジオ
R Mondavi Twin Oaks ロバートモンダビ ツインオークス
DB family Selection shiraz cabernet DB
前頭下位以下のワインはなかなか手をだしづらくなる。ここは変わらない。
前頭下位 FORTANT フォルタン
Bordeaux Duhard メゾン・デュアール
十両 Re TEODORICO レ・テオドリコ
Moletto モレット
Vinocity ヴィノシティ
明日は、本場所10月場所の番付上位。最近のお好み、やまやの500円ワインが本場所を席巻する!台風並みのパワーで!